2009年 03月 27日
ミサイル迎撃のうそ |
久松重光
今日の新聞では、北朝鮮の人口衛星の打ち上げに日本政府は、「破壊措置命令」を出したと報じられています。またアメリカは、この人口衛星の打ち上げには迎撃せずと正式に表明しました。当たり前です。MDシステムは、機能しないことは、ずっと以前からわかっているのに、あんなガラクタを買い続けて、各地に配備したりしている「たたり」で、あんなばかげた「破壊措置命令」を出さざる得ない。
3月24日のブログで、天木さんは、次のように言っています。
「考えてもいるがいい。ミサイルが一端発射されてしまったらどうするつもりだ。迎撃ミサイルを撃たなければ弱腰と批判される。撃って当たれば戦争だ。撃って外れれば迎撃ミサイルが無用であるとばれる。ミサイル発射後に制裁措置を強化してみたところで後の祭りだ。」
まったくそのとおりで、日本は、このミサイルの時代、武力で土台防衛なんてできないし、戦争をやれる国じゃないことを肝に銘じ、9条を掲げて正面から外交するほかないのに、いまだ国会もマスコミも、イラク戦争を支持した誤りの総括もせず、うやむやにしながら、脅しばかりかけている。そして海賊退治なら仕方ないだろうなんて、自衛隊をまたしても海外に派兵する。イラク侵攻のとき、人道支援なら仕方ないだろうといったのと、ちっとも変わっていない。ただただ大枚をはたいて、イラクの民衆の殺戮に手を貸してきた愚挙に過ぎないのに、何の総括もしないし、しろという声もほとんどない。
NHKはじめマスコミは、本来だったら、MDシステムなんて、子供騙しだと論陣を張って、警告を鳴らし反対運動を喚起すべきところを、連日、馬鹿みたいに「弾道ミサイル」「弾道ミサイル」という連呼し、民衆の恐ればかりを煽り、迎撃ミサイルを発射した後は、どうなるのかなんてことは、てんで考えていない。
そんな中、チェコでは、民衆の反対運動のうねりの中で、先日レーダー・システムの導入が否決され、ついに政権は崩壊しました。本来なら9条を持つ日本は率先してMDシステムに反対の先頭に立つべきところを、嬉々としてガラクタを配備する。政府は、戦争の危険を冒してでも、パトリオットなんていんちきだと証明したいのであろうか???
チェコは、民衆の力で、政権を倒しました。政権崩壊といえば、毎日3万人以上が脱党する中国の政権だって政権崩壊がおきないとも限りません。
昨日、記者会見をやった小沢氏は、日本を民主的な国民本位の国にしたいといっていましたが、僕は、特段この人の意見いいとおもったことはないし、民主党なんてとても信用できそうにないですが、でもこの人、割合正直な人と思い、小泉氏や安部氏のような軽薄さは感じない。それよりもむしろ、いつも匿名の薄っぺらな正義を振りかざす大新聞の論調やにわかに「清廉潔白」を求める世論の無責任のほうがずっと胡散臭く思っていました。ただこの人、国民本位といっておきながら、どうしてイラク戦争の総括をすると言わないのか?ブッシュもそれを支持し続けた小泉も、戦争犯罪人である。いつかニュルンベルグ法廷で、米英自らが作った「侵略の罪」の廉で、法的に裁かれ
ねばならない時が必ずくる、と感じています。そして小泉を支持した世論も自分の攻撃性を自省しなければならないときが、必ずやって来る、と思います。
(チェコの政権打倒のメールにつづく)
チェコで米国MDレーダー反対の市民運動を繰り広げたノン・ヴァイオレンス・チェコのヤン・タマスより支援者の皆さんへ (2009/3/24転送メールの訳)
嬉しい発表をします。チェコ共和国の現政権が倒れました。議会が不信任案を可決したのです。運動を続けてきた我々にとり大きな勝利です。
我々には、米国レーダー基地建設を阻止する唯一の道は現政権の打倒であることが分かっていました。そのため常に一貫してこの2年間その方向性で働きかけてきました。米国軍需産業の利益を代表する政府は今、倒れたのです。
我々のこの取り組みは、議会内で既にレーダー反対論であった議員たちを支援し、他方でレーダー支持議員への疑惑を広げるのに、大切な働きをしました。この政権打倒を可能にしたのは、まさに数名の議員の心変わりだったのです。
一方、あのハンガーストライキ(*運動体の二人が水だけで22日間。その後世界各地で連帯の一日ハンスト。)にプレッシャーを受けて、社会民主党(the Social-Dmocratic Party)は我々を支持する態度を明確にしなければならなくなりましたが、これは今後、この党がレーダーへの態度を変えるのを困難にするでしょう。共産党との共同は、これまで常に我々の率先を支持してくれたものですが、確固としたものでもありました。
多くの運動で我々に支援を与えてくれた、すべての皆さんに感謝します。
皆さんの支援はとても重要でした。
全ての平和主義のグループに感謝します。我々の闘争を信頼してくれたEU議員に感謝します。いろいな国の市長に感謝します。そして「ヒューマニスト・ムーブメント」に対し、この抗議運動を多くのヨーロッパ諸国に広げ、また他の大陸にも届くようにしてくれたことに感謝します。
このニュースは大きな扱いをされるはずです。米国は今後、そのMD計画を再調整しなければなりません。外国の軍隊を望まない一国民の抗議がそうさせたのです。さらにまた、外国の侵略軍は、世界のあらゆる占領地域から撤退すべきです。
今こそ、米国の「スター・ウォーズ」計画への反対をさらに強め、他の諸国での核軍縮を支援することが必要です。さあ、チェコ共和国では我々の闘争の新しい章が始まります。
勝利の抱擁と共に
ヤン・タマス
今日の新聞では、北朝鮮の人口衛星の打ち上げに日本政府は、「破壊措置命令」を出したと報じられています。またアメリカは、この人口衛星の打ち上げには迎撃せずと正式に表明しました。当たり前です。MDシステムは、機能しないことは、ずっと以前からわかっているのに、あんなガラクタを買い続けて、各地に配備したりしている「たたり」で、あんなばかげた「破壊措置命令」を出さざる得ない。
3月24日のブログで、天木さんは、次のように言っています。
「考えてもいるがいい。ミサイルが一端発射されてしまったらどうするつもりだ。迎撃ミサイルを撃たなければ弱腰と批判される。撃って当たれば戦争だ。撃って外れれば迎撃ミサイルが無用であるとばれる。ミサイル発射後に制裁措置を強化してみたところで後の祭りだ。」
まったくそのとおりで、日本は、このミサイルの時代、武力で土台防衛なんてできないし、戦争をやれる国じゃないことを肝に銘じ、9条を掲げて正面から外交するほかないのに、いまだ国会もマスコミも、イラク戦争を支持した誤りの総括もせず、うやむやにしながら、脅しばかりかけている。そして海賊退治なら仕方ないだろうなんて、自衛隊をまたしても海外に派兵する。イラク侵攻のとき、人道支援なら仕方ないだろうといったのと、ちっとも変わっていない。ただただ大枚をはたいて、イラクの民衆の殺戮に手を貸してきた愚挙に過ぎないのに、何の総括もしないし、しろという声もほとんどない。
NHKはじめマスコミは、本来だったら、MDシステムなんて、子供騙しだと論陣を張って、警告を鳴らし反対運動を喚起すべきところを、連日、馬鹿みたいに「弾道ミサイル」「弾道ミサイル」という連呼し、民衆の恐ればかりを煽り、迎撃ミサイルを発射した後は、どうなるのかなんてことは、てんで考えていない。
そんな中、チェコでは、民衆の反対運動のうねりの中で、先日レーダー・システムの導入が否決され、ついに政権は崩壊しました。本来なら9条を持つ日本は率先してMDシステムに反対の先頭に立つべきところを、嬉々としてガラクタを配備する。政府は、戦争の危険を冒してでも、パトリオットなんていんちきだと証明したいのであろうか???
チェコは、民衆の力で、政権を倒しました。政権崩壊といえば、毎日3万人以上が脱党する中国の政権だって政権崩壊がおきないとも限りません。
昨日、記者会見をやった小沢氏は、日本を民主的な国民本位の国にしたいといっていましたが、僕は、特段この人の意見いいとおもったことはないし、民主党なんてとても信用できそうにないですが、でもこの人、割合正直な人と思い、小泉氏や安部氏のような軽薄さは感じない。それよりもむしろ、いつも匿名の薄っぺらな正義を振りかざす大新聞の論調やにわかに「清廉潔白」を求める世論の無責任のほうがずっと胡散臭く思っていました。ただこの人、国民本位といっておきながら、どうしてイラク戦争の総括をすると言わないのか?ブッシュもそれを支持し続けた小泉も、戦争犯罪人である。いつかニュルンベルグ法廷で、米英自らが作った「侵略の罪」の廉で、法的に裁かれ
ねばならない時が必ずくる、と感じています。そして小泉を支持した世論も自分の攻撃性を自省しなければならないときが、必ずやって来る、と思います。
(チェコの政権打倒のメールにつづく)
チェコで米国MDレーダー反対の市民運動を繰り広げたノン・ヴァイオレンス・チェコのヤン・タマスより支援者の皆さんへ (2009/3/24転送メールの訳)
嬉しい発表をします。チェコ共和国の現政権が倒れました。議会が不信任案を可決したのです。運動を続けてきた我々にとり大きな勝利です。
我々には、米国レーダー基地建設を阻止する唯一の道は現政権の打倒であることが分かっていました。そのため常に一貫してこの2年間その方向性で働きかけてきました。米国軍需産業の利益を代表する政府は今、倒れたのです。
我々のこの取り組みは、議会内で既にレーダー反対論であった議員たちを支援し、他方でレーダー支持議員への疑惑を広げるのに、大切な働きをしました。この政権打倒を可能にしたのは、まさに数名の議員の心変わりだったのです。
一方、あのハンガーストライキ(*運動体の二人が水だけで22日間。その後世界各地で連帯の一日ハンスト。)にプレッシャーを受けて、社会民主党(the Social-Dmocratic Party)は我々を支持する態度を明確にしなければならなくなりましたが、これは今後、この党がレーダーへの態度を変えるのを困難にするでしょう。共産党との共同は、これまで常に我々の率先を支持してくれたものですが、確固としたものでもありました。
多くの運動で我々に支援を与えてくれた、すべての皆さんに感謝します。
皆さんの支援はとても重要でした。
全ての平和主義のグループに感謝します。我々の闘争を信頼してくれたEU議員に感謝します。いろいな国の市長に感謝します。そして「ヒューマニスト・ムーブメント」に対し、この抗議運動を多くのヨーロッパ諸国に広げ、また他の大陸にも届くようにしてくれたことに感謝します。
このニュースは大きな扱いをされるはずです。米国は今後、そのMD計画を再調整しなければなりません。外国の軍隊を望まない一国民の抗議がそうさせたのです。さらにまた、外国の侵略軍は、世界のあらゆる占領地域から撤退すべきです。
今こそ、米国の「スター・ウォーズ」計画への反対をさらに強め、他の諸国での核軍縮を支援することが必要です。さあ、チェコ共和国では我々の闘争の新しい章が始まります。
勝利の抱擁と共に
ヤン・タマス
by halunet
| 2009-03-27 08:36
| 憲法9条と安保
























