2009年 03月 05日
NAKBA上映会アンケート(5) |
ガザの復興のために、世界の大物政治家が「視察」ラッシュの感があります。そしてガザ復興国際会議。そうしたニュースの中でイスラエルのの責任が追及されるという話は一切出てこない。なぜなんだろう??とても気持ちの悪さをボクは感じています。たぶんみなさんも。
「6軒につき1軒が破壊されたという国際的統計がある。アメリカに任じられた現イラク政府は、前政府によるクウェイト侵攻の賠償金をまだ支払っている。それが現在までで135億ドルにのぼる。かつてドイツがホロコースト犠牲者に支払った賠償総額が130億、現在ならば約10倍の額面になる。」というのに、「なぜイスラエルは例外とされるのか。…ガザに残した破壊と犠牲に対して何ら補償せず、それがまかり通るのはどういう訳だろう。」2009年03月02日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)から
やっぱりなんとも腑に落ちない。ガサ復興会議のニュースを聞いても少しも嬉しい気持ちが湧いてこない原因なのではないでしょうか。
引用の翻訳全文はこちらでどうぞ。
http://www.el.tufs.ac.jp:80/prmeis/src/read.php?ID=15903
さてアンケート続きです。(会場で短時間で回答いただいたものです。文章として分かりものもありますが、ほぼそのまま掲載しています)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
*大変な時間と労力で個人の体験を積み上げ、現地の問題を伝えようとして居られるh広河氏の御努力には常々敬意を持っている。内容についていうと、ユダヤ人側がパレスチナの地にこだわる背景等が、日本人には判りにくい。ホロコーストが起った根にあるものとか板垣先生の講演と合わせて理解できると良いが…。日本の中にいて生活と宗教とのかかわりがゆるやかな毎日を送っていると、この映画を観る前に学習が必要とおもった。
*現在、私の周囲できかれるパレスチナ問題の発言や認識に対しての意見としては良かったかもしれないが、エピソードの羅列、断片的な御意見に終始したのは残念。問題の深さを知るため、勉強したい人々への手がかりを紹介してほしかった。
+13年間、西岸地区支援プロジェクトとパレスチナ地域、旧約聖書の勉強会を続けているNGOに所属している。政治的な活動は極力さけ、西岸地区難民キャンプ内のパレスチナ人NGOと協力している。(Kさん)
*2時間半という時間を感じさせない内容!「誰に味方するのではなく、抑圧する者、抑圧される者とに分かれていれば、抑圧されている者を救いたい(味方する)」と言った言葉が私にはとっても重く感じられた。老人の「'48からずっとこの争いが終わらない」と言った言葉に絶望感があふれていて、悲しくなった。
*「自身のいたみを供なわない償いはつぐないではない」そうですよね。植民地支配していた英国のいいかげんさや、現在のアメリカのイスラエル支持、国益にかなう事なら善悪も逆転するようなやり方に腹が立ちます。パレスチナの人々に何とか幸せになって欲しいですね。
+今現在はは関心を持ち、勉強してみたいと思います。(甲斐市 Sさん)
*被害者のパレスチナ人の抑制された話し方やユダヤ人の平和活動家、歴史家、兵士のまなざしにすら、人間の良心が感じられました。
*イスラエルに漠然と抱いていた違和感が、歴史上の事実を開示して下さったことにより、明確な認識になりました。不正な支配に対する抵抗(自然権)を我が事として認める努力が我々に必要であると思いました。貴重なお話を有難うございました。ナチがイスラエル建国に寄与したこと、冷戦中の米ソが共同でイスラエル建国に寄与したことの舞台裏をより知りたいと思いました。
+時間をかけて考えたいと思います。(甲府 Sさん)
*何かもやもやしたものが伝わったが、この問題の根元はよくつかめなかった。(何が原因か、どうしたら解決できるか、できないか)
*そのもやもやに少し明かりがみいだせる内容の講演でした。ありがとう。
+何ができるのか、何をしたらいいのか、つかめていない。(Tさん)
*宗教についてはよく分かりません。ただ地球に生きる人類として、平和な世の中を願うばかりです。人種ではなく。(武川 Wさん)
*西岸地区などの普段密見ることのできない光景を詳しく見れて斬新だった。残念ながら疲れていて半分近く寝ていたのでDVD化した際にでもじっくり見直します。
*単純化したステレオタイプ化した物の見方、考え方がいかに危険で誤っているかを認識できた。シオニズム、ナチズム、イスラエル、ユダヤ人について明快に歴史的な経緯を踏まえた説明が聞けた。
+当面JVCへの支援ですかねえ。(甲斐市 Cさん)
*妻と中3、高3の子どもと一緒に来ました。若い人達にも見せたいと思います。(笛吹市 Yさん)
*日本でも他の国でも戦争を行った国は加害者であり被害者。どーしたら?
*全体的にあまりまとまらない印象でした。
*見たくない映画でした。今回のガザの事実も見たくないものでした。でもしっかりと見ました。上映会ありがとうございました。
*板垣さんの視点はGOOD !
+パレスチナの問題は余りにも遠い問題なので、具体的行動といっても難しい。カンパくらいかなと思ってしまいます。(大泉 Aさん)
*断片的には見聞きしたことのある地名、人名、事件、戦争であるが、広河氏の「人間性と心」なしには、このような血の通ったドキュメンタリーとしてまとめられなかったのではないかと思います。知りたかったことがわかり、もっと知りたいことができました。私は知っていながら何もしていなかったのか、と考えさせられたり、自分の子どもを育てることを通じて、このような現実を何とかしなければと、子どもと考えてきたことなど、これからできることは何か、もっと子どもと考えてみようと思いました。ユダヤ人で猛勉強している若い人たいがとても貧しそうだったことが、戦争や占領をしている指導者は別の所にいることを感じさせて、哀しかったです。
*私も最近のメディアが世論操作のためにまちがったことを言っていると思います。(富士河口湖町 Wさん)
*目をそむけたくなるような場面も多くありました。しかし、それが現在のパレスチナの現状であることが、武力の争いがない日本生きる私にとって、悲しく映りました。映画の中で多くの方が犠牲になり傷ついた姿を目前にして、ユダヤ人、アラブ人共にけっして容易には消せぬ心の痛みを感じました。劇中に美しく燃えるような夕日のシーンが(写真)ありましたが、いつの日か人々が穏やかな気持ちで夕日を見ることができるような、そんな時代がイスラエルという国にも訪れることを願いたいです。(大泉 Tさん)
*現在、パレスチナで生活している人々の生きた証言を集めた貴重なフィルムであると思う。現代のパレスチナでいきる人々の印象が強く、1948年のイスラエル建国当初の記憶との結びつきがあまり感じられなかった。
*メディアではパレスチナについては断片的にしか伝えられていないため、「紛争」というイメージが作られていることに対し、イデオロギーにとらわれず、全体的本質的な理解に導かれる貴重な講演でした。(大泉 Wさん)
(つづく)
「6軒につき1軒が破壊されたという国際的統計がある。アメリカに任じられた現イラク政府は、前政府によるクウェイト侵攻の賠償金をまだ支払っている。それが現在までで135億ドルにのぼる。かつてドイツがホロコースト犠牲者に支払った賠償総額が130億、現在ならば約10倍の額面になる。」というのに、「なぜイスラエルは例外とされるのか。…ガザに残した破壊と犠牲に対して何ら補償せず、それがまかり通るのはどういう訳だろう。」2009年03月02日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)から
やっぱりなんとも腑に落ちない。ガサ復興会議のニュースを聞いても少しも嬉しい気持ちが湧いてこない原因なのではないでしょうか。
引用の翻訳全文はこちらでどうぞ。
http://www.el.tufs.ac.jp:80/prmeis/src/read.php?ID=15903
さてアンケート続きです。(会場で短時間で回答いただいたものです。文章として分かりものもありますが、ほぼそのまま掲載しています)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
*大変な時間と労力で個人の体験を積み上げ、現地の問題を伝えようとして居られるh広河氏の御努力には常々敬意を持っている。内容についていうと、ユダヤ人側がパレスチナの地にこだわる背景等が、日本人には判りにくい。ホロコーストが起った根にあるものとか板垣先生の講演と合わせて理解できると良いが…。日本の中にいて生活と宗教とのかかわりがゆるやかな毎日を送っていると、この映画を観る前に学習が必要とおもった。
*現在、私の周囲できかれるパレスチナ問題の発言や認識に対しての意見としては良かったかもしれないが、エピソードの羅列、断片的な御意見に終始したのは残念。問題の深さを知るため、勉強したい人々への手がかりを紹介してほしかった。
+13年間、西岸地区支援プロジェクトとパレスチナ地域、旧約聖書の勉強会を続けているNGOに所属している。政治的な活動は極力さけ、西岸地区難民キャンプ内のパレスチナ人NGOと協力している。(Kさん)
*2時間半という時間を感じさせない内容!「誰に味方するのではなく、抑圧する者、抑圧される者とに分かれていれば、抑圧されている者を救いたい(味方する)」と言った言葉が私にはとっても重く感じられた。老人の「'48からずっとこの争いが終わらない」と言った言葉に絶望感があふれていて、悲しくなった。
*「自身のいたみを供なわない償いはつぐないではない」そうですよね。植民地支配していた英国のいいかげんさや、現在のアメリカのイスラエル支持、国益にかなう事なら善悪も逆転するようなやり方に腹が立ちます。パレスチナの人々に何とか幸せになって欲しいですね。
+今現在はは関心を持ち、勉強してみたいと思います。(甲斐市 Sさん)
*被害者のパレスチナ人の抑制された話し方やユダヤ人の平和活動家、歴史家、兵士のまなざしにすら、人間の良心が感じられました。
*イスラエルに漠然と抱いていた違和感が、歴史上の事実を開示して下さったことにより、明確な認識になりました。不正な支配に対する抵抗(自然権)を我が事として認める努力が我々に必要であると思いました。貴重なお話を有難うございました。ナチがイスラエル建国に寄与したこと、冷戦中の米ソが共同でイスラエル建国に寄与したことの舞台裏をより知りたいと思いました。
+時間をかけて考えたいと思います。(甲府 Sさん)
*何かもやもやしたものが伝わったが、この問題の根元はよくつかめなかった。(何が原因か、どうしたら解決できるか、できないか)
*そのもやもやに少し明かりがみいだせる内容の講演でした。ありがとう。
+何ができるのか、何をしたらいいのか、つかめていない。(Tさん)
*宗教についてはよく分かりません。ただ地球に生きる人類として、平和な世の中を願うばかりです。人種ではなく。(武川 Wさん)
*西岸地区などの普段密見ることのできない光景を詳しく見れて斬新だった。残念ながら疲れていて半分近く寝ていたのでDVD化した際にでもじっくり見直します。
*単純化したステレオタイプ化した物の見方、考え方がいかに危険で誤っているかを認識できた。シオニズム、ナチズム、イスラエル、ユダヤ人について明快に歴史的な経緯を踏まえた説明が聞けた。
+当面JVCへの支援ですかねえ。(甲斐市 Cさん)
*妻と中3、高3の子どもと一緒に来ました。若い人達にも見せたいと思います。(笛吹市 Yさん)
*日本でも他の国でも戦争を行った国は加害者であり被害者。どーしたら?
*全体的にあまりまとまらない印象でした。
*見たくない映画でした。今回のガザの事実も見たくないものでした。でもしっかりと見ました。上映会ありがとうございました。
*板垣さんの視点はGOOD !
+パレスチナの問題は余りにも遠い問題なので、具体的行動といっても難しい。カンパくらいかなと思ってしまいます。(大泉 Aさん)
*断片的には見聞きしたことのある地名、人名、事件、戦争であるが、広河氏の「人間性と心」なしには、このような血の通ったドキュメンタリーとしてまとめられなかったのではないかと思います。知りたかったことがわかり、もっと知りたいことができました。私は知っていながら何もしていなかったのか、と考えさせられたり、自分の子どもを育てることを通じて、このような現実を何とかしなければと、子どもと考えてきたことなど、これからできることは何か、もっと子どもと考えてみようと思いました。ユダヤ人で猛勉強している若い人たいがとても貧しそうだったことが、戦争や占領をしている指導者は別の所にいることを感じさせて、哀しかったです。
*私も最近のメディアが世論操作のためにまちがったことを言っていると思います。(富士河口湖町 Wさん)
*目をそむけたくなるような場面も多くありました。しかし、それが現在のパレスチナの現状であることが、武力の争いがない日本生きる私にとって、悲しく映りました。映画の中で多くの方が犠牲になり傷ついた姿を目前にして、ユダヤ人、アラブ人共にけっして容易には消せぬ心の痛みを感じました。劇中に美しく燃えるような夕日のシーンが(写真)ありましたが、いつの日か人々が穏やかな気持ちで夕日を見ることができるような、そんな時代がイスラエルという国にも訪れることを願いたいです。(大泉 Tさん)
*現在、パレスチナで生活している人々の生きた証言を集めた貴重なフィルムであると思う。現代のパレスチナでいきる人々の印象が強く、1948年のイスラエル建国当初の記憶との結びつきがあまり感じられなかった。
*メディアではパレスチナについては断片的にしか伝えられていないため、「紛争」というイメージが作られていることに対し、イデオロギーにとらわれず、全体的本質的な理解に導かれる貴重な講演でした。(大泉 Wさん)
(つづく)
by halunet
| 2009-03-05 10:32
| パレスチナの平和
























