2009年 02月 25日
ベーシックインカム? |
久松重光
東京で、「ベーシック・インカムをご存じですか?」という
研究会が開かれます。ドイツの企業家でカールスルーエ大学で
教鞭もとっているゲッツ・ウエルナーという人が、主唱してい
る「ベーシック・インカム」論。一昨年スイスの地方議会では
、「ベーシック・インカム」の導入を巡って、僅差で否決され
導入は見合わせられた、と聞いていますが、その学習会のご案
内です。労働と収入の分離を提唱し、自分の労働が、他者の幸
福につながるような社会構造になって初めて、社会は活性化さ
れると説いたシュタイナーの社会三層化の考えとも重なる「ベ
ーシック・インカム」の思想。利子を取らないイスラーム金融
とも触れ合うシュタイナー銀行の発想と共に興味あるテーマと
思いましたので、ご紹介します。
◆◇◆ ベーシック・インカムをご存じですか? ◆◇◆
「生きるための経済
なぜ所得保証と信用の社会化が必要か」
地域経済格差、労働問題、福祉、教育、環境などなど、
複雑化した現代の社会問題への包括的な解決の糸口を提供する
ベーシックインカム(BI)。
その可能性を探り、学び語り合う、第2回目の集いです。
◆今回は特別ゲストとして、
愛知県豊橋市から思想史家の関曠野(せき ひろの)さんをお
招きします。
◆日時 2009 年3 月8 日(日)
14:00 〜 15:40 主催者挨拶/ 関曠野さんのお話
15:55 〜 17:40 質問・意見交換(延長あり)
◆場所 タワーホール船堀401 研修室
都営新宿線船堀駅前/
◆スペシャルゲスト
関曠野(せき ひろの)さん
◆当日問合先 tel.090-6124-3502
◆参加費:1,000 円( 資料代,お茶代,会場費含む)
◆主催 『ベーシックインカム・実現を探る会』
『フォーラム・スリー』
◆申込先 『ベーシックインカム・実現を探る会』
study.bi@gmail.com
・・・・申し込みフォーマット・・・・
あて先【3/8講演会ベーシックインカム】
お名前( )
ご住所( )
電話&FAX( )
ご職業・所属など( )
☆どこでお知りになりましたか?
( )
※ 資料準備の都合上、必ず事前申し込みをお願いします。
※ 定員に達し次第、申し込みを締め切らせていただきます。
http://www.forum3.com/bi/
■ ゲストスピーカー関 曠野(せき ひろの)さんより
● 所得保障というと福祉政策を徹底させたものと思われるか
もしれない。そこから、福祉の行き過ぎは人間をダメにすると
いった反論が出てくる可能性もある。しかし、所得保障の本当
の意味は近代経済の方向を逆転させることにある。近代経済で
は、なけなしの所得でもそれを得るために能力を勤勉に発揮す
ることが美徳や名誉とされ、そういう価値観が経済システムを
支えている。もし、所得保障が実施されたら、そういう労働倫
理や能力主義は色あせることになる。そうなると価値観やモラ
ルが違ってくる。たとえば最低所得保障があるなら、カネにな
らない芸術、学問の研究、伝統芸能の継承、有機農業などに勤
しむ人が増えるだろう。
● 市場の飽和と産業のオートメ化が潜在的なものも含め大量
の失業を生んでいて、それが格差社会の形をとっているのであ
る。(中略)基礎所得の保障によってしか解決できない問題な
のである。そして、所得保障は、失業者を飼殺しにする福祉の
バラまきでも社会主義的指令経済でもない。むしろ経済の安定
と活性化につながる。
● 完全投資による市場の飽和で世界的に膨大な余剰資金が生
じている。それが資本主義をギャンブル化させているだけでな
く資本の犯罪資金化を引き起こしている。(略)この事態の解
決策は、資本を社会に徹底的に拡散させること。所得保障もそ
ういう方策のひとつである。山崎農業研究所発行『耕』2007
年春No.112 所収
(「地球温暖化とポスト工業社会」関曠野著)より抜粋
■ 関曠野さん(プロフィール)
1944 年生まれ。評論家(思想史)共同通信記者を経て1980 年
より在野の思想史研究家として文筆活動に入る。思想史全般の
根底的な読み直しから、幅広い分野へ向けてアクチュアルな発
言を続けている。著書に『プラトンと資本主義』
『ハムレットの方へ』(以上、北斗出版)『野蛮としてのイエ
社会』(御茶の水書房)
『歴史の学び方について』(窓社)『みんなのための教育改革
』(太郎次郎社)『民族とは何か』(講談社現代新書)などが
ある。また訳書に『奴隷の国家』ヒレア・べロック(太田出版
)がある。現在、ルソー論(『ジャン=ジャックのための弁明
— ルソーと近代世界』)を執筆中。
主催
■ ベーシックインカム・実現を探る会
「すべての個人への無条件な所得の保証」というBI の基本的
な提言を、さまざまな立場の市民が多様な視点で考える会。こ
の提言を前向きに考えたい方ならどなたでも参加することがで
きます。
■ フォーラム・スリー
20 世紀初頭の思想家ルドルフ・シュタイナーの社会論に基づ
いた社会実践やビジョンを提供しているオープンスペース。
******************************************************
以下、チラシです。
http://www.forum3.com/files/dla.cgi?path=bi20080308a.pdf&menu=1
皆様からのお申し込みをお待ちしています。
よろしくお願いいたします。
ベーシックインカム・実現を探る会\(^O^)/
こんな本も出版されています。

東京で、「ベーシック・インカムをご存じですか?」という
研究会が開かれます。ドイツの企業家でカールスルーエ大学で
教鞭もとっているゲッツ・ウエルナーという人が、主唱してい
る「ベーシック・インカム」論。一昨年スイスの地方議会では
、「ベーシック・インカム」の導入を巡って、僅差で否決され
導入は見合わせられた、と聞いていますが、その学習会のご案
内です。労働と収入の分離を提唱し、自分の労働が、他者の幸
福につながるような社会構造になって初めて、社会は活性化さ
れると説いたシュタイナーの社会三層化の考えとも重なる「ベ
ーシック・インカム」の思想。利子を取らないイスラーム金融
とも触れ合うシュタイナー銀行の発想と共に興味あるテーマと
思いましたので、ご紹介します。
◆◇◆ ベーシック・インカムをご存じですか? ◆◇◆
「生きるための経済
なぜ所得保証と信用の社会化が必要か」
地域経済格差、労働問題、福祉、教育、環境などなど、
複雑化した現代の社会問題への包括的な解決の糸口を提供する
ベーシックインカム(BI)。
その可能性を探り、学び語り合う、第2回目の集いです。
◆今回は特別ゲストとして、
愛知県豊橋市から思想史家の関曠野(せき ひろの)さんをお
招きします。
◆日時 2009 年3 月8 日(日)
14:00 〜 15:40 主催者挨拶/ 関曠野さんのお話
15:55 〜 17:40 質問・意見交換(延長あり)
◆場所 タワーホール船堀401 研修室
都営新宿線船堀駅前/
◆スペシャルゲスト
関曠野(せき ひろの)さん
◆当日問合先 tel.090-6124-3502
◆参加費:1,000 円( 資料代,お茶代,会場費含む)
◆主催 『ベーシックインカム・実現を探る会』
『フォーラム・スリー』
◆申込先 『ベーシックインカム・実現を探る会』
study.bi@gmail.com
・・・・申し込みフォーマット・・・・
あて先【3/8講演会ベーシックインカム】
お名前( )
ご住所( )
電話&FAX( )
ご職業・所属など( )
☆どこでお知りになりましたか?
( )
※ 資料準備の都合上、必ず事前申し込みをお願いします。
※ 定員に達し次第、申し込みを締め切らせていただきます。
http://www.forum3.com/bi/
■ ゲストスピーカー関 曠野(せき ひろの)さんより
● 所得保障というと福祉政策を徹底させたものと思われるか
もしれない。そこから、福祉の行き過ぎは人間をダメにすると
いった反論が出てくる可能性もある。しかし、所得保障の本当
の意味は近代経済の方向を逆転させることにある。近代経済で
は、なけなしの所得でもそれを得るために能力を勤勉に発揮す
ることが美徳や名誉とされ、そういう価値観が経済システムを
支えている。もし、所得保障が実施されたら、そういう労働倫
理や能力主義は色あせることになる。そうなると価値観やモラ
ルが違ってくる。たとえば最低所得保障があるなら、カネにな
らない芸術、学問の研究、伝統芸能の継承、有機農業などに勤
しむ人が増えるだろう。
● 市場の飽和と産業のオートメ化が潜在的なものも含め大量
の失業を生んでいて、それが格差社会の形をとっているのであ
る。(中略)基礎所得の保障によってしか解決できない問題な
のである。そして、所得保障は、失業者を飼殺しにする福祉の
バラまきでも社会主義的指令経済でもない。むしろ経済の安定
と活性化につながる。
● 完全投資による市場の飽和で世界的に膨大な余剰資金が生
じている。それが資本主義をギャンブル化させているだけでな
く資本の犯罪資金化を引き起こしている。(略)この事態の解
決策は、資本を社会に徹底的に拡散させること。所得保障もそ
ういう方策のひとつである。山崎農業研究所発行『耕』2007
年春No.112 所収
(「地球温暖化とポスト工業社会」関曠野著)より抜粋
■ 関曠野さん(プロフィール)
1944 年生まれ。評論家(思想史)共同通信記者を経て1980 年
より在野の思想史研究家として文筆活動に入る。思想史全般の
根底的な読み直しから、幅広い分野へ向けてアクチュアルな発
言を続けている。著書に『プラトンと資本主義』
『ハムレットの方へ』(以上、北斗出版)『野蛮としてのイエ
社会』(御茶の水書房)
『歴史の学び方について』(窓社)『みんなのための教育改革
』(太郎次郎社)『民族とは何か』(講談社現代新書)などが
ある。また訳書に『奴隷の国家』ヒレア・べロック(太田出版
)がある。現在、ルソー論(『ジャン=ジャックのための弁明
— ルソーと近代世界』)を執筆中。
主催
■ ベーシックインカム・実現を探る会
「すべての個人への無条件な所得の保証」というBI の基本的
な提言を、さまざまな立場の市民が多様な視点で考える会。こ
の提言を前向きに考えたい方ならどなたでも参加することがで
きます。
■ フォーラム・スリー
20 世紀初頭の思想家ルドルフ・シュタイナーの社会論に基づ
いた社会実践やビジョンを提供しているオープンスペース。
******************************************************
以下、チラシです。
http://www.forum3.com/files/dla.cgi?path=bi20080308a.pdf&menu=1
皆様からのお申し込みをお待ちしています。
よろしくお願いいたします。
ベーシックインカム・実現を探る会\(^O^)/
こんな本も出版されています。

by halunet
| 2009-02-25 11:24
| ベーシックインカム
























