2008年 04月 15日
世界が9条を必要としている |
山梨から9条ピースウォークが出発します
KYという言葉がはやりました。去年のことですが、KY総理の突然の退任といっしょに、この言葉自身も消えていったのでしょうか。しかしこのKYという言葉には日本の国を動かす「何か」が、大げさに言えば秘密が隠されているような気がしています。
KYとは「空気がよめない」を縮めたものだそうですが、そんな短縮のしかたがあるのか!と正直なところ驚きましたが、問題はここでは縮め方ではありません。「空気」とはなにかということです。
例えば今の世の中で「憲法9条」の話をする人は通常はKY視される覚悟が必要です。これが何時頃からそうなったのか分かりませんが、以前は逆だったはずです。「9条を変えて軍隊を」という人がKYでした。その更に昔、戦中は戦争賛美が日本の空気であり、「戦争には絶対に負けない」ということに疑問を挟む余地すらない、という空気が支配していたのだろうと思います。ここでは強制とか命令が有っても無くてもある方向に事態は進んで行くのです。そして破局がやってきたのです。
ある意味では憲法9条はそうした日本人の判断基準ともいえる「空気」の危うさから生まれたものともいえるのではないでしょうか。空気に支配される国が国際社会でどんな働きをするのかがはっきりしてしまったからには、それにかわる判断基準を持たなくてはもう日本はやっていけなかった。その基準が憲法であり、9条が表している「武力にたよらない国づくり」です。なんとしても武力は持たないでやっていくしかないという日本の「空気」と、「空気で判断するような国に軍隊を持たせるな」という世界的な「空気」もあったでしょう。
そうして曲りなりにも9条という基準をもって、空気に判断をゆだねないはずの日本がスタートしました。ところが60年以上経って今を見ると、再び空気による判断に日本は身を委ねようとしているのではないかと、そんな危惧を私たちは持たざるを得ません。
なぜ逆戻りがおこったか?それを考える前に、今の世界の情勢を頭に思い浮かべてください。世界の大国と言われる国々の判断基準が狂い始め、世界から戦争がいつまでもなくならない。それどころか、世界を破滅の淵に向かわせているのでは、とさえ思われます。日本国憲法が生まれた時と同じ意味で、世界が9条を必要としている、という言い方もできるのではないでしょうか。世界を破滅からすくい、持続可能な地球を真剣に考えるなら、軍事力の世界支配を終わらせるしかない。そのための方策が日本国憲法の中にあったと私たちはもっと早く気付くべきでした。
とするなら、9条は日本のスタンダード(基準)ではなく、世界のスタンダードとなるべき時代が来たということではないでしょうか。もともと、これは一国の基準ではなく国際的な基準であるべきものでした。なぜなら、戦争をしないということは他の国のも戦争をあきらめさせることだからです。ただ自分たちが軍事力をもたないというだけでなく、世界中がクールダウンして非軍事化をめざすことで9条は実現するからです。
4月25日 北杜市長坂駅前12時集合1時から韮崎に向けて歩き始めます。10日間の行程で千葉の幕張にゴールの予定です。ただの国際会議で終わらせないために、皆さんもできるところで参加して下さい。
足慣らしピースウォークで白州でたくさんのメンバーがいっしょにあるきました。まだ3回ありますので、いっしょに歩きましょう。元気になります。
4/16(水)小淵沢駅9時集合→長坂駅 (神田と蕪と清春のさくら)
4/19(土)高根図書館前9時集合→谷戸城・金生遺跡→高根図書館(谷戸城のさくら)
4/23(水)おいしい学校9時集合 →海岸寺→おいしい学校(三代校舎のさくらと津金集落)
*お昼は持参が原則です。場所によってお店でたべるも可。
*毎週水曜日、土曜日(4/3は木曜日)雨の日は中止。参加費100円(ウォークへのカンパ)
(写真=あしならしピースウォーク白州→武川)

by halunet
| 2008-04-15 07:01
| 憲法9条と安保
























