2011年 02月 15日
SOSほくと号! |
ほくと市民学校の講座も始めて4ヶ月になります。2月7日で西寺雅也さんの3回連続講座が終了して、一段落。
3回の講座の大雑把な内容を紹介します。

1)「すべては財政危機から始まった」。西寺さんが市議(5期)から市長に当選して、1年半後、来年の予算を 組む時に直面したのが、市の台所事情のあまりの悪さ!(財政悪化の原因だった放漫財政や大型事業のツケは 2、3年かけてじわじわと回ってくる)もちろん財政が危機的な状況であることは分かっていて、選挙においても それを訴え「多治見を変える!」をスローガンにしてきたわけですから。でもまだなんとかなると思っていたと ころがあって、予算も組めないという酷さにビックリ。そこで大きな仕事として始めたのが「財政緊急事態宣 言」。それから12年間の市長としての仕事は財政危機との闘いの日々だった。そしてすべての市政改革の出発点 だった。その詳細はweb上の動画や著書で観て頂くとして、その肝となるのは財政主導から政策主導へ行政のシ ステムを変換していったことだろうと思う。そこから2回目に繋がる。
2)「まちづくりの3つのポイント」。どの自治体で情報公開とか市民参加は必ず大事なこととして方針に掲げら れている。北杜市同様にそれが単なる看板の終わっているところが多い(笑い)。さらに一番酷い看板倒れは総 合計画。西寺さんの実践ですぐれたところは、この情報公開と市民参加を繋げて、それを生かして作ることで総 合計画をリアルなものにしていく。そした有機的なサイクルが生まれ、市民が主体のまちづくりができてくる。
3)「市民自らが考えるまちの未来」。ちょうど河村名古屋市長が圧倒的な得票数で当選したところで、その話か ら。敵をつくってたたいて、庶民の喝采を得るという、以前の小泉総選挙と同じではないか。減税と言っても中 身は金持ち減税で、庶民革命も庶民のためになるものかは甚だ怪しい。こうしたキャラの首長が出て来て、人気 者になる背景には自治体政治の貧しさが。市民はそれに不信感を持っているからだが、この方向では日本の民主 主義は更に遠のく。やるべきことは自治体のおかれている状況を冷静に判断して、これからのわが町のあり方を 考える政治をいかにして作るかだ。自治基本条例や議会条例を定めても、ただ理念だけに終わらない、市民が使 える条例でなければ。そして対立間の対話をどうつくっていくか、それが地域の民主主義が生きたものとなるか のポイントとなる。それを握っているのが市民だから、市民の力がすべてを左右する。
以上が断と偏見と省略によるまとめでした。 そして次に、どうしても、じゃあ北杜市はどうなの?どうすればいいの?ということになります。
ひとつ大事なことは、北杜市の財政状況は西寺さんが「緊急事態宣言」を出した時点よりもずっと 悪いということです。例えば、これはFM八ヶ岳の番組でも話したことですが、借金の多さでは全国でなん と5本の指に。これは自慢ですね(?ウソ)詳しくは、ほくと市民学校通信3号をご覧ください。
http://hokutoshimin.wordpress.com/
もっと大変なことは合併での特例措置。現在は8つの町村が元々もらっていた国からくる地方交付税(全国どこで も同じような行政が出来るようにするために配分されるお金)を単純に合計したもので市の予算の大きな部分 (約40%)を賄っているけれど、2019年までにだんだんそれが一つの自治体としての交付税に収まる仕組みに なっている。そうなると現在より単純に言って予算が34億円減ることになるのです。10%以上減るわけです。合 併バブル財政+放漫財政による財政危機にこれから直面しようとしているのです。
西寺さんは著書の中でこなことも書いています。在任中に財政状況が悪化しても、失政を認め改めるよりも最悪 政権維持のために財源を浪費しツケを将来に回して退任する首長が少なくないと。(自律自治体の形成 P12) 北杜市ではそうでないことを祈るばかりです。さらに一歩進めて、SOSを市民から発する時期に来ているのでは と考える3回の講座でした。テーマソングはSave Our Ship(by Yuming)ですよ。
それとお約束(?)の西寺さんが市長に3回当選した秘訣です。1、組織に頼らない(もともと無会派)で組織に 縛られない女性の共感を得ていく。2、そのためにこまめにミニ集会を行う。従来型の選挙をしないということで す。それほど目新しいことではなかったですね。これが実際に有効だということです。ためしてみませんか?(わくわく村新聞2月号掲載)
3回の講座の大雑把な内容を紹介します。

1)「すべては財政危機から始まった」。西寺さんが市議(5期)から市長に当選して、1年半後、来年の予算を 組む時に直面したのが、市の台所事情のあまりの悪さ!(財政悪化の原因だった放漫財政や大型事業のツケは 2、3年かけてじわじわと回ってくる)もちろん財政が危機的な状況であることは分かっていて、選挙においても それを訴え「多治見を変える!」をスローガンにしてきたわけですから。でもまだなんとかなると思っていたと ころがあって、予算も組めないという酷さにビックリ。そこで大きな仕事として始めたのが「財政緊急事態宣 言」。それから12年間の市長としての仕事は財政危機との闘いの日々だった。そしてすべての市政改革の出発点 だった。その詳細はweb上の動画や著書で観て頂くとして、その肝となるのは財政主導から政策主導へ行政のシ ステムを変換していったことだろうと思う。そこから2回目に繋がる。
2)「まちづくりの3つのポイント」。どの自治体で情報公開とか市民参加は必ず大事なこととして方針に掲げら れている。北杜市同様にそれが単なる看板の終わっているところが多い(笑い)。さらに一番酷い看板倒れは総 合計画。西寺さんの実践ですぐれたところは、この情報公開と市民参加を繋げて、それを生かして作ることで総 合計画をリアルなものにしていく。そした有機的なサイクルが生まれ、市民が主体のまちづくりができてくる。
3)「市民自らが考えるまちの未来」。ちょうど河村名古屋市長が圧倒的な得票数で当選したところで、その話か ら。敵をつくってたたいて、庶民の喝采を得るという、以前の小泉総選挙と同じではないか。減税と言っても中 身は金持ち減税で、庶民革命も庶民のためになるものかは甚だ怪しい。こうしたキャラの首長が出て来て、人気 者になる背景には自治体政治の貧しさが。市民はそれに不信感を持っているからだが、この方向では日本の民主 主義は更に遠のく。やるべきことは自治体のおかれている状況を冷静に判断して、これからのわが町のあり方を 考える政治をいかにして作るかだ。自治基本条例や議会条例を定めても、ただ理念だけに終わらない、市民が使 える条例でなければ。そして対立間の対話をどうつくっていくか、それが地域の民主主義が生きたものとなるか のポイントとなる。それを握っているのが市民だから、市民の力がすべてを左右する。
以上が断と偏見と省略によるまとめでした。 そして次に、どうしても、じゃあ北杜市はどうなの?どうすればいいの?ということになります。
ひとつ大事なことは、北杜市の財政状況は西寺さんが「緊急事態宣言」を出した時点よりもずっと 悪いということです。例えば、これはFM八ヶ岳の番組でも話したことですが、借金の多さでは全国でなん と5本の指に。これは自慢ですね(?ウソ)詳しくは、ほくと市民学校通信3号をご覧ください。
http://hokutoshimin.wordpress.com/
もっと大変なことは合併での特例措置。現在は8つの町村が元々もらっていた国からくる地方交付税(全国どこで も同じような行政が出来るようにするために配分されるお金)を単純に合計したもので市の予算の大きな部分 (約40%)を賄っているけれど、2019年までにだんだんそれが一つの自治体としての交付税に収まる仕組みに なっている。そうなると現在より単純に言って予算が34億円減ることになるのです。10%以上減るわけです。合 併バブル財政+放漫財政による財政危機にこれから直面しようとしているのです。
西寺さんは著書の中でこなことも書いています。在任中に財政状況が悪化しても、失政を認め改めるよりも最悪 政権維持のために財源を浪費しツケを将来に回して退任する首長が少なくないと。(自律自治体の形成 P12) 北杜市ではそうでないことを祈るばかりです。さらに一歩進めて、SOSを市民から発する時期に来ているのでは と考える3回の講座でした。テーマソングはSave Our Ship(by Yuming)ですよ。
それとお約束(?)の西寺さんが市長に3回当選した秘訣です。1、組織に頼らない(もともと無会派)で組織に 縛られない女性の共感を得ていく。2、そのためにこまめにミニ集会を行う。従来型の選挙をしないということで す。それほど目新しいことではなかったですね。これが実際に有効だということです。ためしてみませんか?(わくわく村新聞2月号掲載)
by halunet
| 2011-02-15 22:00
| 地方自治
























