2010年 04月 27日
ヤコブ・ラブキン教授の新聞インタビュー |
今日の山日新聞にラブキン教授へのインタビューが、写真入りで載っていたので、書き写しました。テレビでのインタビューの方が、直截な質問だったように思います。(久松重光)
確かにタイトルの「イスラエル入植解決を望まず」にしても意味が取りにくい。入植活動をを止めないとパレスチナ問題の解決の道は一歩も進まないというラブキン教授の現状認識が書いていないので、分かりにくいインタビューになっているような気がする。
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イスラエル入植解決を望まず (2010年4月27日 山梨日日新聞)
イスラエル政府に批判的なユダヤ人の歴史研究者で、来日したカナダ・モントリオール大のヤコブ・ラブキン教授(64)に中東情勢などについて聞いた。(共同=久下和宏)
イスラエルの入植活動をどうみるか。
「占領地(ヨルダン川西岸、東エルサレム)は、違法であるだけはなく、社会的倫理にも反している。国連や国際法によると、エルサレムは、国際的な都市であるはずだが、少数のユダヤ人が(イスラエル建国につながった)シオニズムに基づいて占領した土地にはアラブ人らの居住を認めていない)」
パレスチナの和平交渉が進展していない。
「イスラエルに住む多くの人は、平和を望んでいるが、(パレスチナが反対している)ユダヤ人による入植問題の解決を望んでいるかは別だ。エルサレムをイスラエルの管理下に置き、高いコンクリートの壁に守られて暮らす現在の生活の維持を求めている人が大半で、現状を変えたいと考えている人は少数だ。」
米国が和平交渉を仲介しようとしている。
「米国はイスラエルに大きな影響力をもっている。入植活動を止めるまで軍事面の援助を保留するなどの条件を米国が出せば、入植活動を止めることもできるだろう。しかし、最近の調査によると、米国内で大きな影響力をもつ米国在住のユダヤ人の多くはオバマ政権の対イスラエル政策を支持しており、オバマ政権も基本的な政策を変更する意思はないだろう。」
イスラエルは核兵器開発が疑われるイランを問題視している。
「恐らくイランはまだ核兵器を保有していないだろうが、近いうちに核兵器を手にする可能性はある。隣接するアフガニスタンやイラクには米軍が駐留している。私がイランのアハマディネジャド大統領を支持するということはないが、脅威を感じているイランが対抗措置として核兵器を保有したいと願うことは理解できる。」
イスラエルがイランを攻撃する懸念もある
「可能性は否定しないが、米国の出方によるところが大きい。米国の許可なしに、イスラエルが攻撃することはありえないだろう。」
確かにタイトルの「イスラエル入植解決を望まず」にしても意味が取りにくい。入植活動をを止めないとパレスチナ問題の解決の道は一歩も進まないというラブキン教授の現状認識が書いていないので、分かりにくいインタビューになっているような気がする。
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イスラエル入植解決を望まず (2010年4月27日 山梨日日新聞)
イスラエル政府に批判的なユダヤ人の歴史研究者で、来日したカナダ・モントリオール大のヤコブ・ラブキン教授(64)に中東情勢などについて聞いた。(共同=久下和宏)
イスラエルの入植活動をどうみるか。
「占領地(ヨルダン川西岸、東エルサレム)は、違法であるだけはなく、社会的倫理にも反している。国連や国際法によると、エルサレムは、国際的な都市であるはずだが、少数のユダヤ人が(イスラエル建国につながった)シオニズムに基づいて占領した土地にはアラブ人らの居住を認めていない)」
パレスチナの和平交渉が進展していない。
「イスラエルに住む多くの人は、平和を望んでいるが、(パレスチナが反対している)ユダヤ人による入植問題の解決を望んでいるかは別だ。エルサレムをイスラエルの管理下に置き、高いコンクリートの壁に守られて暮らす現在の生活の維持を求めている人が大半で、現状を変えたいと考えている人は少数だ。」
米国が和平交渉を仲介しようとしている。
「米国はイスラエルに大きな影響力をもっている。入植活動を止めるまで軍事面の援助を保留するなどの条件を米国が出せば、入植活動を止めることもできるだろう。しかし、最近の調査によると、米国内で大きな影響力をもつ米国在住のユダヤ人の多くはオバマ政権の対イスラエル政策を支持しており、オバマ政権も基本的な政策を変更する意思はないだろう。」
イスラエルは核兵器開発が疑われるイランを問題視している。
「恐らくイランはまだ核兵器を保有していないだろうが、近いうちに核兵器を手にする可能性はある。隣接するアフガニスタンやイラクには米軍が駐留している。私がイランのアハマディネジャド大統領を支持するということはないが、脅威を感じているイランが対抗措置として核兵器を保有したいと願うことは理解できる。」
イスラエルがイランを攻撃する懸念もある
「可能性は否定しないが、米国の出方によるところが大きい。米国の許可なしに、イスラエルが攻撃することはありえないだろう。」
by halunet
| 2010-04-27 18:13
| パレスチナの平和
























