2010年 03月 01日
世界に類を見ない、公的機関による市民的不服従 |
BS世界のドキュメンタリー「アメリカで最も危険な男~ダニエル・エルズバーグの回想~ 前編」を見た。ちょっと恥ずかしいけれど知らなかった!あすは後編を見逃さないように録画するつもりだ。こういうアメリカ人がいるのは驚きだ。
http://www.nhk.or.jp/wdoc/
アメリカの軍事シンクタンクの研究員だったダニエル・エルズバーグは、1964年、国防総省の軍事アナリストに抜擢される。当時ジョンソン大統領は、密かにベトナム戦争拡大の準備を進めていた。エルズバーグは北爆には反対だったが、マクナマラ国防長官の命に従い、ベトナム兵士のアメリカ人に対する残虐行為を見つけ出して報告し、結果として空爆の開始に加担してしまう。戦場の視察に行ったエルズバーグは、敵の攻撃が危険なためアメリカ軍が夜間パトロールにも出られない様子を目の当たりにし、本国で伝えられる楽観的な戦況の報告は全くのウソだと知る。マクナマラ長官も戦争の泥沼化を予測し、戦争推進派のジョンソン大統領に北爆の停止を進言するが退けられる。
なぜアメリカがこれほど愚かな戦争に乗り出したのか、記録に留める必要に駆られたマクナマラ長官は、1967年、ベトナム介入までの全ての経緯を記した報告書を秘密裏に作成するよう命じる。この頃、ニクソン大統領の補佐官だったキッシンジャーに対し、「この戦争に勝つ道はない」と告げていたエルズバーグも編纂に加わることになった。いわゆる「ペンタゴン・ペーパーズ」と呼ばれるこの最高機密文書の冒頭部分を、1969年に初めて目にしたエルズバーグは、ジョンソン以前のケネディや、アイゼンハワー、トルーマンといった歴代の大統領も皆、アメリカ国民を欺いてきたという事実に愕然とする。そして戦争が、ベトナムのためではなく、アメリカの私欲にまみれた犯罪にも等しいものだと知り、自分が今就いている仕事に失望と懐疑の念を抱くようになっていく。やがて反戦活動家たちの勇気ある行動に胸を打たれたエルズバーグは、国家の最高機密であるペンタゴン・ペーパーズを公表し、戦争の正当性を問うことを決意する。( NHKのサイトから)

デモクラシーナウにもこのドキュメンタリ映画が丁寧に紹介されている。
http://democracynow.jp/dvd/vol3
以下はDNのサイトからです。
〜〜〜〜〜
ペンタゴン・ペーパーズとは、ベトナム戦争に関するアメリカ政府の政策決定の過程を、第二次大戦直後からたどって分析した、7000ページにわたる国防総省の最高機密文書の俗称です。そこには合衆国政府が、不拡大を約束しながら、実は北ベトナムやラオス爆撃などを行なって故意に戦線を拡大したことを始め、歴代政権が国民を欺いて"泥沼"の戦争に引きずり込んだことが如実に記されています。この最高機密文書の一部が、1971年6月13日に「ニューヨーク・タイムズ」紙にスクープされました。 当時のニクソン政権は出版差止め命令を出しましたが、「ニューヨーク・タイムズ」側は聞き入れず、ついに最高裁が政府の命令を違憲とする判定を下した劇的な展開は有名です。この時、諜報活動取締法や国家反逆罪などをふりかざす政府の脅しにもかかわらず、「ワシントン・ポスト」など他紙も続々と同「文書」の掲載に踏み切り、マスコミが政府に反逆するという前代未聞の事態が起こりました。「世界に類を見ない、公的機関による市民的不服従」とこれを称えるのは、長期の投獄を覚悟で最高機密文書をリークした元国務省職員ダニエル・エルズバーグです。政府の「お尋ね者」となり、地下に潜伏しながら文書の公開に奔走したエルズバーグの行動は、信念に満ちた勇気ある行動が周囲の人々を動かしていくことを示す、感動的な物語です。(2007年7月2日放送)
http://www.nhk.or.jp/wdoc/
アメリカの軍事シンクタンクの研究員だったダニエル・エルズバーグは、1964年、国防総省の軍事アナリストに抜擢される。当時ジョンソン大統領は、密かにベトナム戦争拡大の準備を進めていた。エルズバーグは北爆には反対だったが、マクナマラ国防長官の命に従い、ベトナム兵士のアメリカ人に対する残虐行為を見つけ出して報告し、結果として空爆の開始に加担してしまう。戦場の視察に行ったエルズバーグは、敵の攻撃が危険なためアメリカ軍が夜間パトロールにも出られない様子を目の当たりにし、本国で伝えられる楽観的な戦況の報告は全くのウソだと知る。マクナマラ長官も戦争の泥沼化を予測し、戦争推進派のジョンソン大統領に北爆の停止を進言するが退けられる。
なぜアメリカがこれほど愚かな戦争に乗り出したのか、記録に留める必要に駆られたマクナマラ長官は、1967年、ベトナム介入までの全ての経緯を記した報告書を秘密裏に作成するよう命じる。この頃、ニクソン大統領の補佐官だったキッシンジャーに対し、「この戦争に勝つ道はない」と告げていたエルズバーグも編纂に加わることになった。いわゆる「ペンタゴン・ペーパーズ」と呼ばれるこの最高機密文書の冒頭部分を、1969年に初めて目にしたエルズバーグは、ジョンソン以前のケネディや、アイゼンハワー、トルーマンといった歴代の大統領も皆、アメリカ国民を欺いてきたという事実に愕然とする。そして戦争が、ベトナムのためではなく、アメリカの私欲にまみれた犯罪にも等しいものだと知り、自分が今就いている仕事に失望と懐疑の念を抱くようになっていく。やがて反戦活動家たちの勇気ある行動に胸を打たれたエルズバーグは、国家の最高機密であるペンタゴン・ペーパーズを公表し、戦争の正当性を問うことを決意する。( NHKのサイトから)

デモクラシーナウにもこのドキュメンタリ映画が丁寧に紹介されている。
http://democracynow.jp/dvd/vol3
以下はDNのサイトからです。
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ペンタゴン・ペーパーズとは、ベトナム戦争に関するアメリカ政府の政策決定の過程を、第二次大戦直後からたどって分析した、7000ページにわたる国防総省の最高機密文書の俗称です。そこには合衆国政府が、不拡大を約束しながら、実は北ベトナムやラオス爆撃などを行なって故意に戦線を拡大したことを始め、歴代政権が国民を欺いて"泥沼"の戦争に引きずり込んだことが如実に記されています。この最高機密文書の一部が、1971年6月13日に「ニューヨーク・タイムズ」紙にスクープされました。 当時のニクソン政権は出版差止め命令を出しましたが、「ニューヨーク・タイムズ」側は聞き入れず、ついに最高裁が政府の命令を違憲とする判定を下した劇的な展開は有名です。この時、諜報活動取締法や国家反逆罪などをふりかざす政府の脅しにもかかわらず、「ワシントン・ポスト」など他紙も続々と同「文書」の掲載に踏み切り、マスコミが政府に反逆するという前代未聞の事態が起こりました。「世界に類を見ない、公的機関による市民的不服従」とこれを称えるのは、長期の投獄を覚悟で最高機密文書をリークした元国務省職員ダニエル・エルズバーグです。政府の「お尋ね者」となり、地下に潜伏しながら文書の公開に奔走したエルズバーグの行動は、信念に満ちた勇気ある行動が周囲の人々を動かしていくことを示す、感動的な物語です。(2007年7月2日放送)
by halunet
| 2010-03-01 23:16
| アメリカの真実
























