2009年 11月 25日
イラク戦争のもう一つの嘘・劣化ウラン |
映画「冬の兵士」ではそのことに触れているシーンがなかったのから、どうなっているのか気になっていましたが、やはりイラクで大量に使われてという劣化ウランの効果(!)が、いわれていた通りに現れてきたようです。
劣化ウラン弾は原発からでる低レベル放射性廃棄物からつくられるものだということですが、原発と核兵器の隠れた関連にも目を向けるとが必要な気がします。戦争のもう一つの姿が見えてきます。
以下は某メルマガで紹介されたものですが、転送歓迎とのこと。
*************************
劣化ウラン研究会の山崎久隆です。
劣化ウラン研究会会報23号を今週初めに発送をしましたが、その巻頭に「Help Deformed Children in Fallujah 」の訳を掲載しました。
原文と国連への提出するための署名サイト
劣化ウラン研究会の会報に掲載したその訳文を掲載します。
ファティマ・アーメドは2つの頭を持ってファルージャで生まれた
2009年10月18日
国連総会宛の要請文
若い女性たちはイラクのファルージャで、うろこ状の皮膚を持つ体(先天性角化症)、四肢欠損症、無頭症、二重胎児、単眼症などの赤ん坊が増加するなか、そのような子どもを出産することを恐れています。
さらに追い打ちを掛けるごとく、恐ろしいことに幼い子供たちがファルージャでガンおよび白血病の増加に見舞われています。
これらの形態異常は2009年9月1日にと2008年6月に英国のスカイテレビによるドキュメンタリーにより広く公表されています。
取材陣は直接にファルージャで医師と接触してリポートしており、それによれば、2009年9月に、ファルージャ総合病院で生まれた170人の新生児のうち実に24人が最初の7日間で死亡しました。驚くことにそのうちの75%の新生児が形態異常を持っていました。2002年8月(すなわちイラク攻撃、ファルージャ攻撃前である【訳注】)の記録では530人の出生中、最初の7日間で死亡したのは6名、そのうち形態異常が見られたのはたった一人でした。
医者はファルージャにおいて、とりわけ先天性欠損症だけの例を目撃しているわけではありません。早産もまた同様に2003年当時に比較して増加していることを指摘しています。さらに驚くことに医師によれば「生き残った新生児も無視できない大勢の子どもがその後にひどい障害を起こしている」のだと言います。
医者のグループの1人、英国の臨床医クリス・バーンズ-コックス博士は、この状況についてブレア政権で国際開発大臣を務めていたクレア・ショート議員に手紙を書いています。クレア・ショートは2003年5月にイラク戦争反対の立場を貫くために辞任しましたが、形態異常に関する質問については後任のダグラス・アレクサンダー大臣に手紙を送りました。 コックス博士は国際開発省政務長官ガレス・トーマス氏から2009年9月3日付で回答(スカイテレビによる9月1日の放送から2日後)を受けました。
彼の回答はファルージャにおける年間2ないし3人を超える規模の形態異常出産があることを否定し、従って問題がないと断言するものでした。 これはファルージャに関するまさにデタラメな報告です。
一つの墓地の、ある墓掘り職人は一日あたり4人から5人埋葬をしていますが、その大部分が形態異常を示していると言います。
クレア・ショートは私たちに手紙の写しを手渡しました。
それは子供の健康および劣化ウランの使用について4年間に受け取った3つの別々の書簡の回答に、注目に値する類似性を持っています。手紙は嘘と特定の目的に基づいて書かれていて、これらが受取人を混乱させるようになっています。
自叙伝「高潔な欺瞞?」の著者クレア・ショートは「10番地(ダウニング街・首相官邸のある場所)の本能は嘘をつくことである」と言います。私たちは極めて深刻な手紙を受け取り、トーマス氏の書いた文章を、そして私たちが他の手紙に書かれた虚偽を見つめます。これらの手紙は小さな汚職や税金の問題ではなく、軍と致命的な兵器の使用についてのものです。ある特定の兵器の使用は、途方もなく大きいツケを生みます。イラクは手をこまねいていると子どもがいない国になってしまうでしょう。
他の国々がイラクに何が起きたかを見習い、国連憲章、ジュネーブおよびハーグ条約および国際刑事裁判所ローマ規定の完全な無視を模倣することになるでしょう。 いくつかの国、例えばアフガニスタンのような国では劣化ウランや黄リン弾(白燐弾)などの破壊的な環境影響を長期間にわたり受けることになります。 私たちが国際開発省に我々の手紙で言うように、英国政府が明確にそれを使用し、結果を知らないままに政策として「犠牲者数を数えない」場合は、英国政府はどのようにそれがイラク戦争において特に「比例」という言葉で、国際法によるアフガニスタンおよび自然環境に長期の被害を与えるようなことは行なっていないと判断することができるでしょうか?
英国がどのようにして、ストームシャドウ・ミサイル(英国・フランス・イタリアが共同開発した空中発射型巡航ミサイル、2003年のイラク戦争で初めて実戦使用された:訳注)のような国際市場
で売る兵器システムの違法性について、イラクの子供たちや大人たちの死そして医療行為の必要性を評価するべき、まさしく政府と省が、真実を話してるかどうか知ることができるでしょうか。
私たちは国連総会に対して下記の通り求める:
1.イラク、特にファルージャ、バスラ、バグダッドおよびナジャフ
に先天性欠損症およびガンの症例が、これまでにない規模に
数が増えていることに関して深刻な問題があることを認め
2.イラクに先天性欠損症およびガンの症例が増加した問題に
ついて十分な調査を行なう独立委員会を設置し
3.劣化ウランおよび黄リンを含めて占領軍によって使われた
有毒物質の洗浄を実行し
4.これらの危険に対し子どもたちや大人たちを守るためにも、
被曝を最小限にするためにも汚染エリアを規制し
5.国連憲章、ジュネーブおよびハーグ議定書および国際刑事
裁判所ローマ規定を支持し,戦争犯罪、あるいは人類に対する
罪が犯されたかどうか調査すること。
訳注:Deformed Childrenは一般に[奇形児]などと訳されることが多いと思いますが、極めて差別性の強い言葉ですので、ここでは「形態異常」としています。
冒頭にある「うろこ状の皮膚を持つ体(先天性角化症)、四肢欠損症、無頭症、二重胎児、単眼症」については、原文がその状態をそのまま表しており、医学用語で書かれてはいない(例えば角化症ならばKeratosis 単眼症ならばcyclopia、四肢欠陥ならばlimbdefectという)のですが、書かれている状態から推定される先天性
疾患の名称に置き換えて訳しています。従って、原文から正確な病名はわかりません。
原文表記grotesquely deformed, with no heads, two heads,a single eye in their foreheads, scaly bodies or missing limbs
英国では、スカイテレビ、ガーディアンなどが取り上げ、そのことが英国からのこういう活動につながっているのでしょう。この中に出てくる数値は、驚きを通り越し、戦慄を感じます。意図的であろうと無かろうと無差別大量殺戮であり、戦争犯罪そのものです。エージェントオレンジによる虐殺と同じことがいま繰り返されています。
有機リン系殺虫剤ジクロルボスなどには強力な発がん性、催奇性があるため日本などほとんどの国では使用禁止になっています。リンを大量に使う兵器が環境中でどのような化学物質に変化をするのか解明されているわけではありません。有機リン系化学物質となり母体に蓄積していたとしたら何が起きてもおかしくないかもしれません。
それに加えて劣化ウランなどが事態をますます悪化させます。ファルージャでは他にもタングステン兵器など重金属を使った兵器が多数使われています。これらが複合汚染を引き起こしているのは間違いないでしょう。
これこそが犯罪でなくて何でしょうか。このような場面で日本などはもっと関与をすべきなのです。
劣化ウラン弾は原発からでる低レベル放射性廃棄物からつくられるものだということですが、原発と核兵器の隠れた関連にも目を向けるとが必要な気がします。戦争のもう一つの姿が見えてきます。
以下は某メルマガで紹介されたものですが、転送歓迎とのこと。
*************************
劣化ウラン研究会の山崎久隆です。
劣化ウラン研究会会報23号を今週初めに発送をしましたが、その巻頭に「Help Deformed Children in Fallujah 」の訳を掲載しました。
原文と国連への提出するための署名サイト
劣化ウラン研究会の会報に掲載したその訳文を掲載します。
ファティマ・アーメドは2つの頭を持ってファルージャで生まれた
2009年10月18日
国連総会宛の要請文
若い女性たちはイラクのファルージャで、うろこ状の皮膚を持つ体(先天性角化症)、四肢欠損症、無頭症、二重胎児、単眼症などの赤ん坊が増加するなか、そのような子どもを出産することを恐れています。
さらに追い打ちを掛けるごとく、恐ろしいことに幼い子供たちがファルージャでガンおよび白血病の増加に見舞われています。
これらの形態異常は2009年9月1日にと2008年6月に英国のスカイテレビによるドキュメンタリーにより広く公表されています。
取材陣は直接にファルージャで医師と接触してリポートしており、それによれば、2009年9月に、ファルージャ総合病院で生まれた170人の新生児のうち実に24人が最初の7日間で死亡しました。驚くことにそのうちの75%の新生児が形態異常を持っていました。2002年8月(すなわちイラク攻撃、ファルージャ攻撃前である【訳注】)の記録では530人の出生中、最初の7日間で死亡したのは6名、そのうち形態異常が見られたのはたった一人でした。
医者はファルージャにおいて、とりわけ先天性欠損症だけの例を目撃しているわけではありません。早産もまた同様に2003年当時に比較して増加していることを指摘しています。さらに驚くことに医師によれば「生き残った新生児も無視できない大勢の子どもがその後にひどい障害を起こしている」のだと言います。
医者のグループの1人、英国の臨床医クリス・バーンズ-コックス博士は、この状況についてブレア政権で国際開発大臣を務めていたクレア・ショート議員に手紙を書いています。クレア・ショートは2003年5月にイラク戦争反対の立場を貫くために辞任しましたが、形態異常に関する質問については後任のダグラス・アレクサンダー大臣に手紙を送りました。 コックス博士は国際開発省政務長官ガレス・トーマス氏から2009年9月3日付で回答(スカイテレビによる9月1日の放送から2日後)を受けました。
彼の回答はファルージャにおける年間2ないし3人を超える規模の形態異常出産があることを否定し、従って問題がないと断言するものでした。 これはファルージャに関するまさにデタラメな報告です。
一つの墓地の、ある墓掘り職人は一日あたり4人から5人埋葬をしていますが、その大部分が形態異常を示していると言います。
クレア・ショートは私たちに手紙の写しを手渡しました。
それは子供の健康および劣化ウランの使用について4年間に受け取った3つの別々の書簡の回答に、注目に値する類似性を持っています。手紙は嘘と特定の目的に基づいて書かれていて、これらが受取人を混乱させるようになっています。
自叙伝「高潔な欺瞞?」の著者クレア・ショートは「10番地(ダウニング街・首相官邸のある場所)の本能は嘘をつくことである」と言います。私たちは極めて深刻な手紙を受け取り、トーマス氏の書いた文章を、そして私たちが他の手紙に書かれた虚偽を見つめます。これらの手紙は小さな汚職や税金の問題ではなく、軍と致命的な兵器の使用についてのものです。ある特定の兵器の使用は、途方もなく大きいツケを生みます。イラクは手をこまねいていると子どもがいない国になってしまうでしょう。
他の国々がイラクに何が起きたかを見習い、国連憲章、ジュネーブおよびハーグ条約および国際刑事裁判所ローマ規定の完全な無視を模倣することになるでしょう。 いくつかの国、例えばアフガニスタンのような国では劣化ウランや黄リン弾(白燐弾)などの破壊的な環境影響を長期間にわたり受けることになります。 私たちが国際開発省に我々の手紙で言うように、英国政府が明確にそれを使用し、結果を知らないままに政策として「犠牲者数を数えない」場合は、英国政府はどのようにそれがイラク戦争において特に「比例」という言葉で、国際法によるアフガニスタンおよび自然環境に長期の被害を与えるようなことは行なっていないと判断することができるでしょうか?
英国がどのようにして、ストームシャドウ・ミサイル(英国・フランス・イタリアが共同開発した空中発射型巡航ミサイル、2003年のイラク戦争で初めて実戦使用された:訳注)のような国際市場
で売る兵器システムの違法性について、イラクの子供たちや大人たちの死そして医療行為の必要性を評価するべき、まさしく政府と省が、真実を話してるかどうか知ることができるでしょうか。
私たちは国連総会に対して下記の通り求める:
1.イラク、特にファルージャ、バスラ、バグダッドおよびナジャフ
に先天性欠損症およびガンの症例が、これまでにない規模に
数が増えていることに関して深刻な問題があることを認め
2.イラクに先天性欠損症およびガンの症例が増加した問題に
ついて十分な調査を行なう独立委員会を設置し
3.劣化ウランおよび黄リンを含めて占領軍によって使われた
有毒物質の洗浄を実行し
4.これらの危険に対し子どもたちや大人たちを守るためにも、
被曝を最小限にするためにも汚染エリアを規制し
5.国連憲章、ジュネーブおよびハーグ議定書および国際刑事
裁判所ローマ規定を支持し,戦争犯罪、あるいは人類に対する
罪が犯されたかどうか調査すること。
訳注:Deformed Childrenは一般に[奇形児]などと訳されることが多いと思いますが、極めて差別性の強い言葉ですので、ここでは「形態異常」としています。
冒頭にある「うろこ状の皮膚を持つ体(先天性角化症)、四肢欠損症、無頭症、二重胎児、単眼症」については、原文がその状態をそのまま表しており、医学用語で書かれてはいない(例えば角化症ならばKeratosis 単眼症ならばcyclopia、四肢欠陥ならばlimbdefectという)のですが、書かれている状態から推定される先天性
疾患の名称に置き換えて訳しています。従って、原文から正確な病名はわかりません。
原文表記grotesquely deformed, with no heads, two heads,a single eye in their foreheads, scaly bodies or missing limbs
英国では、スカイテレビ、ガーディアンなどが取り上げ、そのことが英国からのこういう活動につながっているのでしょう。この中に出てくる数値は、驚きを通り越し、戦慄を感じます。意図的であろうと無かろうと無差別大量殺戮であり、戦争犯罪そのものです。エージェントオレンジによる虐殺と同じことがいま繰り返されています。
有機リン系殺虫剤ジクロルボスなどには強力な発がん性、催奇性があるため日本などほとんどの国では使用禁止になっています。リンを大量に使う兵器が環境中でどのような化学物質に変化をするのか解明されているわけではありません。有機リン系化学物質となり母体に蓄積していたとしたら何が起きてもおかしくないかもしれません。
それに加えて劣化ウランなどが事態をますます悪化させます。ファルージャでは他にもタングステン兵器など重金属を使った兵器が多数使われています。これらが複合汚染を引き起こしているのは間違いないでしょう。
これこそが犯罪でなくて何でしょうか。このような場面で日本などはもっと関与をすべきなのです。
by halunet
| 2009-11-25 05:32
| テロ戦争
























