2009年 11月 23日
パレスチナの女性と二つの壁 |
渡辺理絵子
ガーダのことは何年か前に部分的にテレビで見て知ってはいた。(徹子の部屋だったかな?)その時ガーダのことと同じ大きさを持って胸に迫ったのは監督古居みずえさんの生きる姿だった。
古居さんは自分の思うことに従って生きていらっしゃる。そのことだけで私は感動し、励まされる気がしたことを覚えている。
そしてどんな時も自分らしく 生きようとするガーダだからこそ映像は凄みを持って魅力的だ。
カメラは、ご病気をきっかけとして、(ガーダと同じくらい切実な思いで)ご自分の人生を見つめ直されたという古居さんでなければ保てないと思われる近さで、彼女を慈しみながら寄り添う。そんな古居さんにガーダは本当に心を開いてパレスチナの それぞれの今を一緒に生きて見せてくれたのだ。
パレスチナの女性は生まれたときから大きな障壁に対峙しなければならない。日本にも名残のある家父長制と、ともにある男女の区別である。
結婚に対してもガーダは精いっぱい立ち向かっていた。自分らしく、因習を突破して夫と対等であるように。
結婚直前に親友の家で「習慣は従うもの」と言われてガーダは「習慣は人間が作ったものじゃないの?人間が作ったものは変えられるわ。変える人がいなければ私が変える最初の人間になるわ。私は自然体でいたいの。」と言う。私も全く同感だ。
そして民族内の障壁よりも直接生命を脅かすイスラエルの占領は、二児の母となったガーダの人生を家庭内の抵抗にとどまらせてはおかない。「女性たちの戦争体験をまとめ、彼女たちの人生の物語を通して時代の真実や歴史を知ること」はガーダにとって次の世代のためにやらなければならない仕事となった。
ガーダは映画の後半、2001年から女性たちの戦争体験をまとめようと聞き書きを始め、その仕事の中で父方の祖母ハディージェと故郷の料理を作るときだったか、アラブのパンをやくのだが、とても下手で家族の女性たちにだめだとからかわれていたのがおかしかった。女性は家の中で家事のみに生きるという習慣を拒否してがんばってきたのだもの。それはしかたないよね!と言ってあげたくなる。ガーダにはガーダの仕事があるのだもの。
ガーダは自分の道を歩いてパレスチナの女性たちの生活とその生き方そのものをあらわす歌を記録していく仕事の中でも、より多くのことを学び成し遂げているのだろうと思う。
ガーダのことは何年か前に部分的にテレビで見て知ってはいた。(徹子の部屋だったかな?)その時ガーダのことと同じ大きさを持って胸に迫ったのは監督古居みずえさんの生きる姿だった。
古居さんは自分の思うことに従って生きていらっしゃる。そのことだけで私は感動し、励まされる気がしたことを覚えている。
そしてどんな時も自分らしく 生きようとするガーダだからこそ映像は凄みを持って魅力的だ。
カメラは、ご病気をきっかけとして、(ガーダと同じくらい切実な思いで)ご自分の人生を見つめ直されたという古居さんでなければ保てないと思われる近さで、彼女を慈しみながら寄り添う。そんな古居さんにガーダは本当に心を開いてパレスチナの それぞれの今を一緒に生きて見せてくれたのだ。
パレスチナの女性は生まれたときから大きな障壁に対峙しなければならない。日本にも名残のある家父長制と、ともにある男女の区別である。
結婚に対してもガーダは精いっぱい立ち向かっていた。自分らしく、因習を突破して夫と対等であるように。
結婚直前に親友の家で「習慣は従うもの」と言われてガーダは「習慣は人間が作ったものじゃないの?人間が作ったものは変えられるわ。変える人がいなければ私が変える最初の人間になるわ。私は自然体でいたいの。」と言う。私も全く同感だ。
そして民族内の障壁よりも直接生命を脅かすイスラエルの占領は、二児の母となったガーダの人生を家庭内の抵抗にとどまらせてはおかない。「女性たちの戦争体験をまとめ、彼女たちの人生の物語を通して時代の真実や歴史を知ること」はガーダにとって次の世代のためにやらなければならない仕事となった。
ガーダは映画の後半、2001年から女性たちの戦争体験をまとめようと聞き書きを始め、その仕事の中で父方の祖母ハディージェと故郷の料理を作るときだったか、アラブのパンをやくのだが、とても下手で家族の女性たちにだめだとからかわれていたのがおかしかった。女性は家の中で家事のみに生きるという習慣を拒否してがんばってきたのだもの。それはしかたないよね!と言ってあげたくなる。ガーダにはガーダの仕事があるのだもの。
ガーダは自分の道を歩いてパレスチナの女性たちの生活とその生き方そのものをあらわす歌を記録していく仕事の中でも、より多くのことを学び成し遂げているのだろうと思う。
by halunet
| 2009-11-23 11:55
| パレスチナの平和
























