2009年 08月 15日
戦争のつくりかた |
「……もちろん、国民は戦争を望みませんよ。運がよくてもせいぜい無傷で帰ってくるぐらいしかない戦争に、貧しい農民が命を賭けようなんて思うはずがありません。一般国民は戦争を望みません。ソ連でも、イギリスでも、アメリカでも、そしてその点ではドイツでも同じことです。政策を決めるのはその国の指導者です。
そして国民はつねに指導者の言いなりになるように仕向けられます。……反対の声があろうがなかろうが、人々を政治指導者の望むようにするのは簡単です。国民にむかって、われわれは攻撃されかかっているのだと煽り、平和主義者に対しては、愛国心が欠けていると非難すればよいのです。そして国をさらなる危険にさらす。このやりかたはどんな国でも有効ですよ。」
年に一度の平和テレビに平和新聞になるこの時期、このヘルマン・ゲーリングのニュールンベルク裁判での証言は今だに新鮮です。民主主義の世の中でも戦争のやりかたは基本的に変わらない。それをボクらは分かっていない。
そして国民はつねに指導者の言いなりになるように仕向けられます。……反対の声があろうがなかろうが、人々を政治指導者の望むようにするのは簡単です。国民にむかって、われわれは攻撃されかかっているのだと煽り、平和主義者に対しては、愛国心が欠けていると非難すればよいのです。そして国をさらなる危険にさらす。このやりかたはどんな国でも有効ですよ。」
年に一度の平和テレビに平和新聞になるこの時期、このヘルマン・ゲーリングのニュールンベルク裁判での証言は今だに新鮮です。民主主義の世の中でも戦争のやりかたは基本的に変わらない。それをボクらは分かっていない。
by halunet
| 2009-08-15 21:53
| 戦争