2009年 03月 26日
補助金から北杜市の姿が |
はるきよしあき
「児島県阿久根市。昨年8月に初当選した竹原信一市長への不信任決議が今年2月に全会一致で可決。竹原市長が議会を解散したことによる出直し市議選が3月22日に行われ、反市長派が優勢を保った。 」で始まる地方の小さな自治体の孤立した首長へのインタビューは一読の価値がある。以前このブログで書いた首長-行政-議会の既得権トライアングルに、首長が蛮勇をふるってくさびを打ち込んだらどうなったという話だ。その中でこんなやりとりがある。
「ほかの市町村も、一緒なのでしょうか。阿久根市固有の話なのでしょうか。」という質問に、市長はこう答えている。
「議員や職員たちが、市民ではなく、自分の生活のために議員や職員をするという意味では、一緒なんでしょうね。
議会も、野党がいるから与党に意味があり、与党がだらしがないから野党に意味がある、もたれ合い。お芝居ですよ。そのお芝居にみんなだまされているわけですね。そして市民は閉塞感を感じていると。首長もみんな役人出身とか、議員出身とかでしょう。議員、職員とマインドは一緒ですよ。 」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090325/190003/
地方議会にかぎらない、国会だって大同小異では?国会レベルだと、これにマスメディアがからんで、さらに巧妙になるだけではないだろうか。
翻って、われらの北杜市はどうなのか?
北杜市台所研究会は1年前に財政から、自治体としての北杜市の実態を探ろうと月一回の研究会を続けて来た。まず決算書を読み取ることことから。
チンプンカンプンの専門用語に悩まされながら、数字を追っかけてきてきた。そして北杜市が実際にどういった政策で運営され行政を行っているかを知るにははもっと詳細な内訳が必要になってきた。
メンバーが補助金についての詳細な(議員たちでも知らない)資料を入手していたのでそれをもとにポイントをしぼって、さらに細かな資料を情報公開によって入手して、検討を重ねて来た。
市が団体や事業に対して出した補助金の詳細を知ってくると、そこから様々な疑問が出てくる。それをまとめて行政当局に提出したのが以下の質問書だ。どんな回答がだされるか注目したい.これへの市からの回答はこのブログで公開の予定だ。(詳細な補助金資料に関心がある方は連絡係の森井までご連絡ください。0551-20-7261)
<質問書全文は「全部読む」をクリックしてください>
**********************
北杜市長 白倉政司 様 2009年3月3日
補助金等に関する 質 問 書
北杜市台所研究会
連絡先 井上幸信
409-1502 大泉町谷戸
市長におかれましては、日頃市民のための市政運営にご尽力いただき、有難うございます。
市長選では、「常に市民の声を聞き、開かれた市政を進める」ことを公約の第一に掲げられておられましたが、私たち市民も市政に率直な声を届け、実りある市政が進められるよう務める所存です。
さて、昨年来、二度にわたり「市長への手紙」という形で、北杜市の財政問題に関連して質問させていただきました。今回は、引き続き、「補助金等」にしぼって以下に質問いたしますので、よろしくご回答のほどお願いいたします。
「補助金等」に関しましては、平成19年度および平成20年度の「補助金等一覧表(課別)(一般会計当初予算要求額)」、およびいくつかの団体や事業(注)についての補助金交付申請書・交付決定書・実績報告書を情報公開で入手し、内容を検討してきました。
(注)交通安全協会、社会福祉協議会、北杜市愛育会、北杜市女性団体連絡協議会、
北杜市担い手農業者育成事業、活力に満ちた潤いのある地域づくり支援事業
= 質 問 項 目=
1) 平成19年度および平成20年度「補助金等一覧表(課別)(一般会計当初予算要求額)」について(カッコ内は、一覧表中のNo)
① 補助金等には、負担金、補助金、交付金、助成金などさまざまな用語が使い分けられていますが、それぞれどのような趣旨あるいは性格のものを指すのか、定義を示して下さい。
② 各種協議会・加盟団体に分類されている協議会または団体はどのような基準に基づいて選ばれているのでしょうか?(H20年度のNo.1~30など)
③ 団体運営補助に分類されている団体は、どのような基準に基づいて選ばれているのでしょうか?(H20年度のNo.34~39など)
④ 法令外負担金とはどのようなものですか? この場合の「法令」は何を指しているのでしょうか? また、法令外審議会とは国、県、市町村のどの段階の組織でしょうか?法令審議会の設置法令などがあれば、教えて下さい(H20年度のNo.91~93など)
⑤ 市立塩川病院、同甲陽病院、及び福寿の里に対する負担金(3条)、負担金(4条)、それぞれに対する補助金、医務課事業費(3条)とはどのような内容を対象にしたものでしょうか? 根拠になっている法令は何でしょうか?(No.207~216)
⑥ 旧高根町時代の償還補助(H20年度のNo.348~350)は長期にわたっているようですが、どのような理由からでしょうか?
⑦ 補助金ごとにさまざまな補助率が見られますが、補助率はどのように決めているのですか?
⑧ 市民は「補助金等一覧表」に掲載された補助金等の存在をほとんど知りません。市のHPで公開していないのはどのような理由ですか?
⑨ 「北杜市担い手農業者育成条例」(H.16.11.1 条例第176号)第5条に規定する「北杜市担い手育成総合支援協議会」の委員構成と選出要項はどのようになっているのでしょうか?
⑩ 「チャレンジ農業助成金実績報告書」(H19年度No.291)の項目は申請書と同じ文言で書かれています。実施した結果が具体的に把握できるような報告書の形式にすべきだと考えますが如何でしょうか? また、「評価報告書」のようなものがあるのでしょうか?
⑪ 「北杜市愛育会」(H19年度No.195)及び「女性団体連絡協議会」(H19年度No.73)は、全額市の補助金で運営されています。この他に全額市の補助金で運営されている団体があれば、示して下さい。
また、補助金という性格から、市直轄ではない民間団体へ支出する場合、その団体に
財政的基盤があることが前提だと思いますが、市長の見解を聞かせて下さい。
⑫ 「北杜市愛育会」(H20年度No.201)への補助は、補助金の削減が進められている中で増額されています。これはどのような評価に基づくものなのかを具体的に示して下さい。
⑬ 「北杜市女性団体連絡協議会」(H20年度No.87)の補助金申請書と交付決定書が同じ日付になっています。同日交付の中で、どの部署がどのように審査されたのか具体的な流れと結果を教えて下さい。
⑭ 自治体の補助金交付の根拠は、地方自治法第232条の2「公益上必要がある場合」ですが、「北杜市女性団体連絡協議会」の活動における「公益性」について、どのようにお考えですか?
特に、各地区の「女性団体連絡協議会」(H19年度No.73)の活動費のほとんどが「研
修」名目で、植物園、資料館、博物館の見学や紅葉探索、ウオーキングなどに支出され
ています。このような「研修」の公益性とはどのようなものだとお考えですか?
⑮ 「北杜市社会福祉協議会」(H20年度No.118)への人件費補助を100%でなく、80%にしている根拠は何ですか?
2) 市の補助金等交付規則(H16.11.10 規則第51)について
① 適用される事業の範囲が規定されていないのは何故でしょうか? どのような事業に対しても門戸が開かれていると解釈してよいのでしょうか?
② 決定は市長がする(第3条)ことになっていますが、市長はどのような基準で適否を判断されているのでしょうか?
③ 市長は、報告書が提出されたのちに実施状況を調査することが義務づけられています(第8条)。具体的にどのように調査をされ、その調査結果はどこで公表されているのでしょうか?
④ 市民が必要な時に情報が入手できるように、個別の補助金に関する条例・交付規則等を市のHPで公開して欲しいと思いますが、公開されてないのはどのような理由からですか?
3) 北杜市の「行財政改革アクションプラン(改訂版)(H18〜H22年度)」について
3−1)補助金等の整理合理化について(P16〜18)
① 実施スケジュールによれば、「補助金等交付基準」をH18年度に新たに作成することになっています。交付基準の内容を教えて下さい。もしできていない場合は、遅れている理由を聞かせて下さい。
② 「平成22年度までに17年度補助金等総額の5%を削減する」としています。平成17年度の総額はいくらでしたか? 削減率を「5%」にした根拠は何ですか? また、現在までの進捗状況はどうなっているか教えて下さい。
③ 「経常的な補助金等の見直し」では、平成22年度までに平成17年度基準で10%削減となっています。「経常的な補助金等」とは、「補助金等一覧表」の中でどれが該当するのでしょうか? 平成17年度の総額はいくらでしたか? 削減率を「10%」にした根拠は何ですか? また、現在までの進捗状況を教えて下さい。
④ 補助対象団体の自立意識を高揚させるため、平成22年度までに平成17年度基準で20%削減となっています。平成17年度の総額はいくらでしたか? 削減率を「20%」にした根拠は何ですか? また、現在までの進捗状況を教えて下さい。
⑤ 「補助金等交付基準の設定」の取組の要旨として、「行政として対応すべき必要性、費用対効果、経費負担のあり方等」について検証する中で(P16)と記載されていますが、現在までに、どのような検証が行われたのか、具体的な事例を教えて下さい。
⑥ 「各種補助金等の見直し」の取組の要旨として、「必要性や効果の薄れたものについては廃止、縮小、統合、終期の設定等を行う」(P17)とありますが、現在までに、それぞれ見直しが実施された具体的な補助事業を教えて下さい。
3−2)施策の再構築と市民との恊働(P22〜25)
①「行政評価システムの導入」(P24)には、「補助金等一覧表」の事業も含まれますか?
含まれる場合は、現在までにこのシステムを使った補助金事業の試行事例はあります
か? また、含まれない場合は、その理由を聞かせて下さい。
②実施スケジュールによれば、平成19年度に「行政評価のための第三者機関」が設置さ
れることになっています。その人選方法と構成メンバー、この機関が評価した具体的な
事務事業評価の事例を教えて下さい。また、まだ設置されていない場合は、設置できて
いない理由を教えて下さい。
以上
「児島県阿久根市。昨年8月に初当選した竹原信一市長への不信任決議が今年2月に全会一致で可決。竹原市長が議会を解散したことによる出直し市議選が3月22日に行われ、反市長派が優勢を保った。 」で始まる地方の小さな自治体の孤立した首長へのインタビューは一読の価値がある。以前このブログで書いた首長-行政-議会の既得権トライアングルに、首長が蛮勇をふるってくさびを打ち込んだらどうなったという話だ。その中でこんなやりとりがある。
「ほかの市町村も、一緒なのでしょうか。阿久根市固有の話なのでしょうか。」という質問に、市長はこう答えている。
「議員や職員たちが、市民ではなく、自分の生活のために議員や職員をするという意味では、一緒なんでしょうね。
議会も、野党がいるから与党に意味があり、与党がだらしがないから野党に意味がある、もたれ合い。お芝居ですよ。そのお芝居にみんなだまされているわけですね。そして市民は閉塞感を感じていると。首長もみんな役人出身とか、議員出身とかでしょう。議員、職員とマインドは一緒ですよ。 」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090325/190003/
地方議会にかぎらない、国会だって大同小異では?国会レベルだと、これにマスメディアがからんで、さらに巧妙になるだけではないだろうか。
翻って、われらの北杜市はどうなのか?
北杜市台所研究会は1年前に財政から、自治体としての北杜市の実態を探ろうと月一回の研究会を続けて来た。まず決算書を読み取ることことから。
チンプンカンプンの専門用語に悩まされながら、数字を追っかけてきてきた。そして北杜市が実際にどういった政策で運営され行政を行っているかを知るにははもっと詳細な内訳が必要になってきた。
メンバーが補助金についての詳細な(議員たちでも知らない)資料を入手していたのでそれをもとにポイントをしぼって、さらに細かな資料を情報公開によって入手して、検討を重ねて来た。
市が団体や事業に対して出した補助金の詳細を知ってくると、そこから様々な疑問が出てくる。それをまとめて行政当局に提出したのが以下の質問書だ。どんな回答がだされるか注目したい.これへの市からの回答はこのブログで公開の予定だ。(詳細な補助金資料に関心がある方は連絡係の森井までご連絡ください。0551-20-7261)
<質問書全文は「全部読む」をクリックしてください>
**********************
北杜市長 白倉政司 様 2009年3月3日
補助金等に関する 質 問 書
北杜市台所研究会
連絡先 井上幸信
409-1502 大泉町谷戸
市長におかれましては、日頃市民のための市政運営にご尽力いただき、有難うございます。
市長選では、「常に市民の声を聞き、開かれた市政を進める」ことを公約の第一に掲げられておられましたが、私たち市民も市政に率直な声を届け、実りある市政が進められるよう務める所存です。
さて、昨年来、二度にわたり「市長への手紙」という形で、北杜市の財政問題に関連して質問させていただきました。今回は、引き続き、「補助金等」にしぼって以下に質問いたしますので、よろしくご回答のほどお願いいたします。
「補助金等」に関しましては、平成19年度および平成20年度の「補助金等一覧表(課別)(一般会計当初予算要求額)」、およびいくつかの団体や事業(注)についての補助金交付申請書・交付決定書・実績報告書を情報公開で入手し、内容を検討してきました。
(注)交通安全協会、社会福祉協議会、北杜市愛育会、北杜市女性団体連絡協議会、
北杜市担い手農業者育成事業、活力に満ちた潤いのある地域づくり支援事業
= 質 問 項 目=
1) 平成19年度および平成20年度「補助金等一覧表(課別)(一般会計当初予算要求額)」について(カッコ内は、一覧表中のNo)
① 補助金等には、負担金、補助金、交付金、助成金などさまざまな用語が使い分けられていますが、それぞれどのような趣旨あるいは性格のものを指すのか、定義を示して下さい。
② 各種協議会・加盟団体に分類されている協議会または団体はどのような基準に基づいて選ばれているのでしょうか?(H20年度のNo.1~30など)
③ 団体運営補助に分類されている団体は、どのような基準に基づいて選ばれているのでしょうか?(H20年度のNo.34~39など)
④ 法令外負担金とはどのようなものですか? この場合の「法令」は何を指しているのでしょうか? また、法令外審議会とは国、県、市町村のどの段階の組織でしょうか?法令審議会の設置法令などがあれば、教えて下さい(H20年度のNo.91~93など)
⑤ 市立塩川病院、同甲陽病院、及び福寿の里に対する負担金(3条)、負担金(4条)、それぞれに対する補助金、医務課事業費(3条)とはどのような内容を対象にしたものでしょうか? 根拠になっている法令は何でしょうか?(No.207~216)
⑥ 旧高根町時代の償還補助(H20年度のNo.348~350)は長期にわたっているようですが、どのような理由からでしょうか?
⑦ 補助金ごとにさまざまな補助率が見られますが、補助率はどのように決めているのですか?
⑧ 市民は「補助金等一覧表」に掲載された補助金等の存在をほとんど知りません。市のHPで公開していないのはどのような理由ですか?
⑨ 「北杜市担い手農業者育成条例」(H.16.11.1 条例第176号)第5条に規定する「北杜市担い手育成総合支援協議会」の委員構成と選出要項はどのようになっているのでしょうか?
⑩ 「チャレンジ農業助成金実績報告書」(H19年度No.291)の項目は申請書と同じ文言で書かれています。実施した結果が具体的に把握できるような報告書の形式にすべきだと考えますが如何でしょうか? また、「評価報告書」のようなものがあるのでしょうか?
⑪ 「北杜市愛育会」(H19年度No.195)及び「女性団体連絡協議会」(H19年度No.73)は、全額市の補助金で運営されています。この他に全額市の補助金で運営されている団体があれば、示して下さい。
また、補助金という性格から、市直轄ではない民間団体へ支出する場合、その団体に
財政的基盤があることが前提だと思いますが、市長の見解を聞かせて下さい。
⑫ 「北杜市愛育会」(H20年度No.201)への補助は、補助金の削減が進められている中で増額されています。これはどのような評価に基づくものなのかを具体的に示して下さい。
⑬ 「北杜市女性団体連絡協議会」(H20年度No.87)の補助金申請書と交付決定書が同じ日付になっています。同日交付の中で、どの部署がどのように審査されたのか具体的な流れと結果を教えて下さい。
⑭ 自治体の補助金交付の根拠は、地方自治法第232条の2「公益上必要がある場合」ですが、「北杜市女性団体連絡協議会」の活動における「公益性」について、どのようにお考えですか?
特に、各地区の「女性団体連絡協議会」(H19年度No.73)の活動費のほとんどが「研
修」名目で、植物園、資料館、博物館の見学や紅葉探索、ウオーキングなどに支出され
ています。このような「研修」の公益性とはどのようなものだとお考えですか?
⑮ 「北杜市社会福祉協議会」(H20年度No.118)への人件費補助を100%でなく、80%にしている根拠は何ですか?
2) 市の補助金等交付規則(H16.11.10 規則第51)について
① 適用される事業の範囲が規定されていないのは何故でしょうか? どのような事業に対しても門戸が開かれていると解釈してよいのでしょうか?
② 決定は市長がする(第3条)ことになっていますが、市長はどのような基準で適否を判断されているのでしょうか?
③ 市長は、報告書が提出されたのちに実施状況を調査することが義務づけられています(第8条)。具体的にどのように調査をされ、その調査結果はどこで公表されているのでしょうか?
④ 市民が必要な時に情報が入手できるように、個別の補助金に関する条例・交付規則等を市のHPで公開して欲しいと思いますが、公開されてないのはどのような理由からですか?
3) 北杜市の「行財政改革アクションプラン(改訂版)(H18〜H22年度)」について
3−1)補助金等の整理合理化について(P16〜18)
① 実施スケジュールによれば、「補助金等交付基準」をH18年度に新たに作成することになっています。交付基準の内容を教えて下さい。もしできていない場合は、遅れている理由を聞かせて下さい。
② 「平成22年度までに17年度補助金等総額の5%を削減する」としています。平成17年度の総額はいくらでしたか? 削減率を「5%」にした根拠は何ですか? また、現在までの進捗状況はどうなっているか教えて下さい。
③ 「経常的な補助金等の見直し」では、平成22年度までに平成17年度基準で10%削減となっています。「経常的な補助金等」とは、「補助金等一覧表」の中でどれが該当するのでしょうか? 平成17年度の総額はいくらでしたか? 削減率を「10%」にした根拠は何ですか? また、現在までの進捗状況を教えて下さい。
④ 補助対象団体の自立意識を高揚させるため、平成22年度までに平成17年度基準で20%削減となっています。平成17年度の総額はいくらでしたか? 削減率を「20%」にした根拠は何ですか? また、現在までの進捗状況を教えて下さい。
⑤ 「補助金等交付基準の設定」の取組の要旨として、「行政として対応すべき必要性、費用対効果、経費負担のあり方等」について検証する中で(P16)と記載されていますが、現在までに、どのような検証が行われたのか、具体的な事例を教えて下さい。
⑥ 「各種補助金等の見直し」の取組の要旨として、「必要性や効果の薄れたものについては廃止、縮小、統合、終期の設定等を行う」(P17)とありますが、現在までに、それぞれ見直しが実施された具体的な補助事業を教えて下さい。
3−2)施策の再構築と市民との恊働(P22〜25)
①「行政評価システムの導入」(P24)には、「補助金等一覧表」の事業も含まれますか?
含まれる場合は、現在までにこのシステムを使った補助金事業の試行事例はあります
か? また、含まれない場合は、その理由を聞かせて下さい。
②実施スケジュールによれば、平成19年度に「行政評価のための第三者機関」が設置さ
れることになっています。その人選方法と構成メンバー、この機関が評価した具体的な
事務事業評価の事例を教えて下さい。また、まだ設置されていない場合は、設置できて
いない理由を教えて下さい。
以上
by halunet
| 2009-03-26 09:23
| 地方自治