2009年 03月 06日
NAKBA上映会アンケート(6) |
いよいよ最終回。ホント、たくさんありましたね。読んでいくと、パレスチナ問題へ注意を向ける人がようやく増え始めていることがよくわります。「パレスチナ/イスラエル紛争は特殊な問題だ」と、多くの人が思っていたのではないでしょうか。そう思わせて注目を集めないようにする。そして強引に軍事的にことを収めようというのがイスラエル目論みなのですしょう。しかしそれも世界の注目を集めた事で破綻を見せ始めています。ボクらはこれからもこの場所に関心を傾注していくことが、何より大事な気がしています。
以下アンケート回答ですが、長文もあります。じっくりとお読み下さい。
******
*ニュースなどで知るだけで、なかなかパレスチナの人々の生の声を知る機会がありませんでしたので、とても印象深かったです。シリアに住む機会があり、パレスチナ難民の人々とも何人か接する機会がありました。寒い雪の降るシリアでキャンプをしている人もいました。1997年の頃です。どうすればパレスチナ問題をよい方向へ持っていけるのかわかりませんが、イスラエル問題というよりアメリカ、イギリスの軍需産業などに目をむける事も大切だと思うのですが…。(南アルプス市 Kさん)
*パレスチナの現状は文章で読んだり(数少ない)写真で見たりしていますが、こうして時系列で歴史的に見ると、その現状が良く理解できます。和平が前進できるために、少しでも役に立つ政権選びをしたい。
*本質にふれた良い話でした。(甲府市 Kさん)
*とても勉強になりました。たくさんの人に見てもらいたいです。
*と〜ても勉強になりました。先生のお話もっともっと聞きたいです。(高根 Hさん)
*フィルムの力を感じた。これからも観て考えたいと思いました。(Hさん)
*何故に傷つけあうにか、どうしてもわかりません。ホロコーストを経験したユダヤ民族がどうして?
*イスラエルについて「なるほど」という気持ちを持ちました。(富士吉田市 Kさん)
*重いルポでした。知らないことは罪だと感じました。
*とにかく事実を知りたくて来ました。「知ったことで責任が生じた」と一層気が重くなりました。パレスチナ問題に関する(両方の側の)本を読み、ますますわからなくなっていたとこでした。事実を知れば「切れる」のはもっともかと思います。もっと勉強しなくては!(大泉 Nさん)
*ホロコーストについてはみんな知っているのに、パレスチナのことは”知識”として知っていても、見たり聞いたりするチャンスは少ない。貴重なドキュメンタリーであると思った。欲をいうなら、ユダヤ人でもイスラムへの抑圧に抗議する人達のことをもっとわかりやすく説明してもらえたら…。アラブの金持ちから土地を買ったのだと主張するユダヤ人の言い分をもっと検証してほしかった。
*先生の話に!00%以上同感。
+20世紀最大の理不尽、不条理の被害者パレスチナのために、なにができるの教えてほしい。(小淵沢 Nさん)
*十分な知識のない個所については、わかりにくいところもあったが、今のパレスチナ問題の本質はよく理解できた。
レバノン南部のシャティーラ(?)難民キャンプを右派民兵組織が襲撃した事件ーイスラエルとの関連について説明が必要だと思った。事件当時は解説はあったがすでに忘れていると思うので。
*歴史の根元にさかのぼっての話は、映画と相まって理解の助けになった。
*イスラエルの非道を周知させるための手段として、マスコミの報道修正の要求など、できることをやって行きたい。(小淵沢 Nさん)
*来てよかった!パレスチナのことを知らなさすぎ、知られなさすぎ。(大泉 Mさん)
*ドキュメンタリ映画としては大変良い出来だと思いますが、パレスチナ問題に関わるアメリカやヨーロッパ諸国の役割ももう少し表現して欲しかったと思います。
更に、日本赤軍の役割と日本に与えたマイナス面も日本人として忘れてならないと思います。パレスチナのたどった戦後の歴史は大変に良く解りました。こういう映画こそテレビで取り上げて欲しいと思いました。
*素晴らしい内容でした。私の疑問に全て答えてくれた思いです。日本人としては、明治以降の台湾・朝鮮の占領、中国大陸への進攻について、もっと相手国の立場に立った研究と反省が必要だと思います。
+世界の現状を見ると、アフリカの状況はもっとヒドイと思います。アフガン・イラク問題もパレスチナ問題と共通点があると思います。世界の平和無くして、日本だけの平和などは見せかけの物です。(山中湖村 Wさん)
*アラブ人とイスラエル人が平和に暮していたのに、「誰がこんな状況にしたのだ」という問いに、私は答えられません。抗議するパレスチナ人の女性とユダヤ人兵士の若者が見つめ合っているところが印象に残っています。両国の国民にとって不幸なこの状態がいつまで続くことでしょう。憲法9条がイスラエルにもあって全ての人に平和的生存権が認められていたらどんなにいいでしょう。アメリカで稼いだお金がイスラエルの闘いに使われているのでしょうか。軍隊をなくしたいと切に思います。
あんな豊かな土地で仲良く暮せたらどんなに楽しいだろうと思いました。抑圧された人々を支援する「マツベン」という組織の存在は本当に心強いけれど、国際社会が解決のために動き出さないとどうにもならないと思いました。その意味でもこの「ナクバ」という映画を山梨でも観ることができて、大きなキッカケになったと思います。ボランティアの皆様ありがとうございました。
*イスラエルという国を建国したこと自体が問題だったということが、少し分かりました。物は遡るところまで逆戻って解決しないと解決できないもの。それが一番大変なようで、リスクの少ない方法だ。国際社会の力でしか解決できないことも明白になった。
+これから考えます。(甲斐市 Sさん)
以下アンケート回答ですが、長文もあります。じっくりとお読み下さい。
******
*ニュースなどで知るだけで、なかなかパレスチナの人々の生の声を知る機会がありませんでしたので、とても印象深かったです。シリアに住む機会があり、パレスチナ難民の人々とも何人か接する機会がありました。寒い雪の降るシリアでキャンプをしている人もいました。1997年の頃です。どうすればパレスチナ問題をよい方向へ持っていけるのかわかりませんが、イスラエル問題というよりアメリカ、イギリスの軍需産業などに目をむける事も大切だと思うのですが…。(南アルプス市 Kさん)
*パレスチナの現状は文章で読んだり(数少ない)写真で見たりしていますが、こうして時系列で歴史的に見ると、その現状が良く理解できます。和平が前進できるために、少しでも役に立つ政権選びをしたい。
*本質にふれた良い話でした。(甲府市 Kさん)
*とても勉強になりました。たくさんの人に見てもらいたいです。
*と〜ても勉強になりました。先生のお話もっともっと聞きたいです。(高根 Hさん)
*フィルムの力を感じた。これからも観て考えたいと思いました。(Hさん)
*何故に傷つけあうにか、どうしてもわかりません。ホロコーストを経験したユダヤ民族がどうして?
*イスラエルについて「なるほど」という気持ちを持ちました。(富士吉田市 Kさん)
*重いルポでした。知らないことは罪だと感じました。
*とにかく事実を知りたくて来ました。「知ったことで責任が生じた」と一層気が重くなりました。パレスチナ問題に関する(両方の側の)本を読み、ますますわからなくなっていたとこでした。事実を知れば「切れる」のはもっともかと思います。もっと勉強しなくては!(大泉 Nさん)
*ホロコーストについてはみんな知っているのに、パレスチナのことは”知識”として知っていても、見たり聞いたりするチャンスは少ない。貴重なドキュメンタリーであると思った。欲をいうなら、ユダヤ人でもイスラムへの抑圧に抗議する人達のことをもっとわかりやすく説明してもらえたら…。アラブの金持ちから土地を買ったのだと主張するユダヤ人の言い分をもっと検証してほしかった。
*先生の話に!00%以上同感。
+20世紀最大の理不尽、不条理の被害者パレスチナのために、なにができるの教えてほしい。(小淵沢 Nさん)
*十分な知識のない個所については、わかりにくいところもあったが、今のパレスチナ問題の本質はよく理解できた。
レバノン南部のシャティーラ(?)難民キャンプを右派民兵組織が襲撃した事件ーイスラエルとの関連について説明が必要だと思った。事件当時は解説はあったがすでに忘れていると思うので。
*歴史の根元にさかのぼっての話は、映画と相まって理解の助けになった。
*イスラエルの非道を周知させるための手段として、マスコミの報道修正の要求など、できることをやって行きたい。(小淵沢 Nさん)
*来てよかった!パレスチナのことを知らなさすぎ、知られなさすぎ。(大泉 Mさん)
*ドキュメンタリ映画としては大変良い出来だと思いますが、パレスチナ問題に関わるアメリカやヨーロッパ諸国の役割ももう少し表現して欲しかったと思います。
更に、日本赤軍の役割と日本に与えたマイナス面も日本人として忘れてならないと思います。パレスチナのたどった戦後の歴史は大変に良く解りました。こういう映画こそテレビで取り上げて欲しいと思いました。
*素晴らしい内容でした。私の疑問に全て答えてくれた思いです。日本人としては、明治以降の台湾・朝鮮の占領、中国大陸への進攻について、もっと相手国の立場に立った研究と反省が必要だと思います。
+世界の現状を見ると、アフリカの状況はもっとヒドイと思います。アフガン・イラク問題もパレスチナ問題と共通点があると思います。世界の平和無くして、日本だけの平和などは見せかけの物です。(山中湖村 Wさん)
*アラブ人とイスラエル人が平和に暮していたのに、「誰がこんな状況にしたのだ」という問いに、私は答えられません。抗議するパレスチナ人の女性とユダヤ人兵士の若者が見つめ合っているところが印象に残っています。両国の国民にとって不幸なこの状態がいつまで続くことでしょう。憲法9条がイスラエルにもあって全ての人に平和的生存権が認められていたらどんなにいいでしょう。アメリカで稼いだお金がイスラエルの闘いに使われているのでしょうか。軍隊をなくしたいと切に思います。
あんな豊かな土地で仲良く暮せたらどんなに楽しいだろうと思いました。抑圧された人々を支援する「マツベン」という組織の存在は本当に心強いけれど、国際社会が解決のために動き出さないとどうにもならないと思いました。その意味でもこの「ナクバ」という映画を山梨でも観ることができて、大きなキッカケになったと思います。ボランティアの皆様ありがとうございました。
*イスラエルという国を建国したこと自体が問題だったということが、少し分かりました。物は遡るところまで逆戻って解決しないと解決できないもの。それが一番大変なようで、リスクの少ない方法だ。国際社会の力でしか解決できないことも明白になった。
+これから考えます。(甲斐市 Sさん)
by halunet
| 2009-03-06 14:34
| パレスチナの平和