2009年 12月 03日
「こつなぎ −山を巡る百年物語」 |
山形国際ドキュメンタリー映画祭2009 特別招待作品
「こつなぎ −山を巡る百年物語」
http://blog.livedoor.jp/kotsunagi/
山里に住みながら「入会」のなんたるかもよく知らない新住民のボクらには必見の映画なのだろうとおもい、紹介します。もちろんまだ見ていませんが下に転載したプロデューサーの方の言葉をみてこれは並の映画ではないなと思いました。
〜〜〜〜〜〜〜〜
菊地文代(企画制作)
映画カメラマンの菊地周が1960年(昭和35年)より、川島浩さん、篠崎五六さんと数十年をかけて通い、記録してまいりました、岩手県二戸郡一戸町小繋(こつなぎ)地域での入会権裁判を巡る出来事を、ようやく1本の作品にまとめることができました。残念なことに3名とも完成を待たず他界しております。その後、中村一夫監督を始め若いスタッフにご尽力いただき、現在の小繋の様子を加えることもできました。仕上げには7年間かかりました。山あいの小さな集落を二分したこの出来事に深く傷ついた人々が、怨念や苦悩を秘め乍も、やさしく助け合って山の暮らしを生きている姿に学び続ける7年でした。
入会権はその地域に暮らす人々の生存権と結びついています。東京と小繋を行き来する中で、<入会>という考え方が、山間や農漁村地域だけでなく、都会生活にも深く関わっている思想だと思うようになりました。
私たちは地球の子どもであり、自然の一部にすぎない、というこの映画の精神(エッセンス)を、ひとりでも多くの方々に共有していただき、次世代を担う若者たちに伝えてゆくためにも、全国に、そして世界に上映を広げたいと思っております。ぜひ、皆様のご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
(公式ブログから転載)
山形国際ドキュメンタリー映画祭2009 特別招待作品
「こつなぎ −山を巡る百年物語」
http://blog.livedoor.jp/kotsunagi/
岩手県北部の小繋集落を舞台に、山と共に暮らす人々と自然を取材し、約50年かけて製作したドキュメンタリー映画「こつなぎ-山を巡る百年物語」が完成いたしました。
小繋事件と呼ばれる<入会権(いりあいけん)>をめぐる裁判の記録と、そこに関わった人々を描きながら、自然とともに暮らす人々の「山はだれのものか?」「生きるとは?」という問いかけを私達みんなが考え直すきっかけになれば、と願っています。
企画制作:菊地文代
監督:中村一夫
撮影:前島典彦
語り:すま けい
記録資料:菊地周/川島浩/篠崎五六
写真協力:川島浩/村林三枝子/前島典彦
配給協力:パンドラ
1960〜2009年/日本/モノクロ+カラー/120分/DVカム
映画「こつなぎ」公式ブログ
http://blog.livedoor.jp/kotsunagi/
「こつなぎ −山を巡る百年物語」
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山里に住みながら「入会」のなんたるかもよく知らない新住民のボクらには必見の映画なのだろうとおもい、紹介します。もちろんまだ見ていませんが下に転載したプロデューサーの方の言葉をみてこれは並の映画ではないなと思いました。
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菊地文代(企画制作)
映画カメラマンの菊地周が1960年(昭和35年)より、川島浩さん、篠崎五六さんと数十年をかけて通い、記録してまいりました、岩手県二戸郡一戸町小繋(こつなぎ)地域での入会権裁判を巡る出来事を、ようやく1本の作品にまとめることができました。残念なことに3名とも完成を待たず他界しております。その後、中村一夫監督を始め若いスタッフにご尽力いただき、現在の小繋の様子を加えることもできました。仕上げには7年間かかりました。山あいの小さな集落を二分したこの出来事に深く傷ついた人々が、怨念や苦悩を秘め乍も、やさしく助け合って山の暮らしを生きている姿に学び続ける7年でした。
入会権はその地域に暮らす人々の生存権と結びついています。東京と小繋を行き来する中で、<入会>という考え方が、山間や農漁村地域だけでなく、都会生活にも深く関わっている思想だと思うようになりました。
私たちは地球の子どもであり、自然の一部にすぎない、というこの映画の精神(エッセンス)を、ひとりでも多くの方々に共有していただき、次世代を担う若者たちに伝えてゆくためにも、全国に、そして世界に上映を広げたいと思っております。ぜひ、皆様のご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
(公式ブログから転載)
山形国際ドキュメンタリー映画祭2009 特別招待作品
「こつなぎ −山を巡る百年物語」
http://blog.livedoor.jp/kotsunagi/
岩手県北部の小繋集落を舞台に、山と共に暮らす人々と自然を取材し、約50年かけて製作したドキュメンタリー映画「こつなぎ-山を巡る百年物語」が完成いたしました。
小繋事件と呼ばれる<入会権(いりあいけん)>をめぐる裁判の記録と、そこに関わった人々を描きながら、自然とともに暮らす人々の「山はだれのものか?」「生きるとは?」という問いかけを私達みんなが考え直すきっかけになれば、と願っています。
企画制作:菊地文代
監督:中村一夫
撮影:前島典彦
語り:すま けい
記録資料:菊地周/川島浩/篠崎五六
写真協力:川島浩/村林三枝子/前島典彦
配給協力:パンドラ
1960〜2009年/日本/モノクロ+カラー/120分/DVカム
映画「こつなぎ」公式ブログ
http://blog.livedoor.jp/kotsunagi/
by halunet
| 2009-12-03 21:00
| 公共哲学