2009年 05月 04日
アイヌレブルズを観に行こう |
田辺欣也
「AINU REBELS in 甲府」の公演が今週末の9日土曜日に迫りました。
アイヌレブルズは、アイヌの若者たちが結成し、自らのアイデンティティーを拠り所に活動を続けています。
これまでかれらは、「世界9条会議」「チャランケ祭」などのイベントや集会に招かれ演じてきました。
彼ら単独では、この甲府桜座での公演が初めてです。
それだけに彼らも自主公演という位置づけで張り切っています。
アイヌのウポポ・リムセといった伝統的民俗芸能に現代的な音楽要素をアレンジした舞台は期待できます。
2007年9月国連総会において「先住民族の権利に関する宣言」が採択され、日本もこれを承認しました。
それに基づき「アイヌ民族を先住民族とすることを政府に求める国会決議」を衆参議会で全会一致で採択しました。
それを政府も受け入れ、内閣官房長官の下に「アイヌ民族の権利に関する有識者懇談会」を設置しました。
その答申もこの8月にはまとめられようとしています。
政府・議会のこうした動きもまだまだ不十分です。
1997年の「アイヌ文化振興法」制定の際のように、アイヌ民族の権利封じ込めは許さないと決意しています。
そのために当「先住民族とともに人権・共生・未来を考える会」の長谷川修代表も東奔西走しています。
首都圏アイヌ民族の若者も元気です。
その一環としてアイヌレブルズの活動もあります。
彼らの活躍に期待し、応援したいとの気持ちから甲府公演も企画しました。
ぜひ彼らの公演をご覧いただき、ご支援いただきたいと思います。
公演案内チラシなどを添付いたしますので、今週末土曜日には甲府・桜座へお越しください。
なお、このメールは転送・転載大歓迎ですので、ご友人知人にご案内お知らせいただければ幸いです。
by halunet
| 2009-05-04 16:55
| イベント